1659 弁護士事務所の書棚における美観とPDF自炊,そしてその効果的な方法

我が事務所は,大して広くもないのに,
法律書籍が650冊,趣味の本が250冊程度あります。

しかも業者が買ってくれ買ってくれとやってくるので,
制限していてもどんどん書籍が増えていきます。

問題なのは,
本が増えれば増える程,検索が逆に大変になることです。


【お客様の目に入る本棚は見栄え重視】
お客様に見える本棚というのは,
書籍の並べ方は,見栄え重視,
つまり書籍の背の高さで揃えないと見栄えが悪くてだめなんです。

本棚の各段の両端は最も背の高い本を納め,
段の中央に行くに従って低い背の本を並べるのが
最も美しい並べ方となります。

    お客様に見えるところはその並べ方しか有り得ません。

    ただ問題は,そのやり方では,同じジャンルの書籍が同じ箇所に並ばないのです。

    同じジャンルの法律本でも,大きさは本当にまちまちです。
    新書版の大きさからB4やA4サイズの本もあります。
    これを同じジャンルだからといって一緒に並べたら,
    本当に無秩序の本の並びになってしまいます。

美しい並べ方を目ざすと,結局,どうなるかというと,
同じジャンルの本が各本棚で散らばってしまうのです。
その場合でも書籍が少なければ大丈夫ですが,
多くなると探すのがさすがに大変になります。
しょっちゅう整理整頓ばかりしているわけではないので,
お客様の見えない本棚には結構おざなりになります。

そこで思いついたのが,今更ながらのPDF自炊です。


【PDFファイルはジャンル毎にDVDケースに入れて格納】
ただ,私のやり方は,ただ自炊するのではなく,
DVDに焼いて,同ケースにインデックス付きで収めて,そのまま本棚に納める(飾る)
というやり方です。

    もちろん,USBメモリーにも全部格納しています。
    それこそ,今時のUSBメモリーなら,法律書如きは
    たとい一冊500頁でも何百冊でも格納できるのですが,
    それだけでは,面白くない。

    折角本棚の整理や情報集中・見える化(検索のしやすさ)から
    自炊を志したのですから
    やはり本棚にも格納して飾らないと。。。

    因みにDVDケースはトールケースのモノでも新書程度の背丈しかありませんので
    先に述べた本棚の綺麗な並べ方によれば,
    ちょうど書棚の中央に位置しますので,結構目立ちますし,美しいです。
    DVDケースの背には,もちろん,テプラの綺麗な文字で法律ジャンルを明記します。


【OCRは必須,ただそのためにはグレースケールで取り込む】
折角自炊するのですから,OCR化するべきはもちろんです。

ただ,OCRをする前提として,取り込み方法は何でも良いのではなく
白黒のみの書籍でも必ずグレースケール以上にしておくことです。

白黒取り込みと,グレースケール取り込みとでは,OCRの精度が各段に違ってきます。
以前それを知らずに,白黒の書籍なので白黒で取り込んでいたことが有りましたが
OCRの精度があまりに低いのにがっかりしていたのです。

ただ,ひょんな事からグレースケールで取り込んでみると
実に98%以上の精度で(=自己評価)文字認識できました。
これだと仕事がはかどります。


【素速く円滑に自炊するには】
素速く円滑に自炊するのにもコツが多少あります。

1 同じ大きさの本をまとめておいて,それを裁断機にかけること
2 そもそも裁断の幅は背から6ミリは取るようにして,糊の部分を完全に外すようにしておくこと
3 2の上でなお,裁断したのち,書籍の最初の部分と最後の部分が2枚の紙が貼り付いていないかを確実にチェックすること(結構な割合で最初と最後の頁が貼り付いている)
4 書籍のカバー(普通カラー刷)及び,書籍の表紙裏表紙等(主にカラーのもの)のみを集めておき,それを各本ごとに一斉スキャンすること
5 4が終わるや,複合機の設定をカラースキャンからグレースケールスキャン/両面スキャンに設定を切り替え,直ちに第一冊めのスキャンを始め,その第一冊めのスキャンが終わるまでの間に,4でスキャンした各書籍のカバーや表紙類のスキャンファイルに,書籍名を打ち込んでおくこと
すると,どの表紙スキャンファイルとどの本体ファイルとを合体させたら良いかが一目瞭然で判る

6 書籍本体のスキャンが完了するごとに,先のカバー類のスキャンファイルを開いて,その真ん中の頁あたりに,書籍本体のスキャンファイルをドラッグアンドドロップして一冊のスキャンファイルを合体・完成させること
7 スキャンファイルが一冊完成したら,直ちにAdobeアクロバットでOCR化を施すこと
なお,この場合,出来ればAdobeアクロバット以外に一太郎PDF等の予備ソフトをも導入しておき,アクロバットはOCR化専用に用い,もう一つのPDFソフトは,カバーや表紙のカラースキャンファイルと書籍本体ファイルとの合体等に用いる。
・・・・OCR化は,この一連の作業の中で最も時間を取られるので,別のPDFソフトがないと,円滑に処理できない。
 使用済みの読み込みファイルは随時削除し,OCR化が出来た書籍は,別の完成フォルダーに移動させておき,処理の混乱防止を心がける・・・・つまりは,スキャン取り込み先のフォルダー内に処理済みのファイルを残さないようにしてゴチャゴチャさせないようにする。

以上,このようにやると,複合機の面倒な設定はほぼ一回半くらいで済みます。全てがノンストップで自動的に流れます。

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