1656 天下りはキャリアを上がれなくなった人の再就職先確保? ならばなぜトップの事務次官は天下りや渡り鳥ができるの?

公務員の深刻な天下り問題。

私の疑問は,以下のとおりです。
それは,天下りをする理由として
公務員は同期入省者の全員が,無事昇進して事務次官等の役職に就けるわけではなく,上に上がるに従って,ポストは少なくなる。
ボストに付けなかった同期組は辞めるしかない。
その辞める同期の方の再就職先が必要となる。
それが天下りであると。

    この理屈そのものに対する異論はもちろんあると思います。
    ポストが上のほうになれば少なくなるのは,どの組織でも一緒
    何を寝ぼけたことを言っているのかと。

その当然の疑問はひとまず置くとします。
もしその天下り必要説の理由に一応乗っかることとしてもなお,疑問なことがあるのです。
ポストが上に行くに従って少なくなるから天下り先が必要だというなら,
なぜ,トップに上り詰めた事務次官は,やまほど天下りを渡り歩くのでしょう。

首尾一貫していないですよね。

事務次官は事務次官で,
「同期で格下の早期退職の彼が○○社に天下りできるなら,
オレは,彼の3倍の報酬をくれる××社に天下りできないと
釣り合いが取れない」とでも言うのでしょうか。

あまりにもナンセンスですよね


【裁判所の慣例では,地方裁判所所長になった人は再就職しない】
裁判所の場合,天下り先はありませんが,
例えば65才で定年退職した裁判官が,
70才までできる簡裁判事になることができる例があります。

これが強いていえば天下りのようなものかもしれません。
65才からの転職ですが,月に100万円以上は貰います。

ただこの簡裁判事職も,地方裁判所の所長まで歴任された,つまりエリートを極めたお方は簡裁判事職にはならないというのが慣例のようになっています。

もちろん慣例を破る方も時におりますが
裁判官仲間からは評判が悪いです。
「金の亡者」みたいな言われ方をします。

それだから思うのです。
事務次官という省のトップにまで上り詰めた方は,天下りを自粛されたらよいと。

しかもそれが先の天下りの必要な理由に合致しているからです。


【天下りという尊敬語は使うべきではない。】
私は天下りは税金の無駄遣いだと思います。
社会をねじ曲げる問題があると思います。
特殊法人への天下りであれば,省庁との癒着・実質官業の拡大となり,民業圧迫の問題も出て来ます。

にもかかわらず,どうして「天下り」,つまり殿上人(てんじょうびと)が下りてきてくださるかのような尊敬を込めた言いまわしをするのでしょう。

税金を食い物にしているだけなのに。

私は,ヒル(蛭)族,吸血族,中間搾取族,税金ドロボー族,シロアリ族とかの名前で呼ぶべきだと思います。

「名は体を表す」でなければならないと思います。

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