1633 名古屋高裁管内にもあった原本に基づかない民事判決言渡しの裁判官(依願退官),当時の支部長の依願退官は詰め腹?

最近でも,民事裁判の判決を,判決書(原本)を作成せずに,何十本も判決をしていた判事さんがいらっしゃったんですね。

私もその判事さんがいる間何件かその民事裁判所には仕事が有ったのですが,
一度も当たらず仕舞い。
なぜか別の特定の裁判官ばかりに当たるという具合でした。

それで,恥ずかしながら知らぬまま,問題発覚から一年以上も過ぎていました。

    私は,その裁判所の家事部門で,本当に許せない若い裁判官がいたので,むしろそっちばかり気にしていました。
    その家事事件の当事者のためになんとかしないとと必死でした。

    もし私に,先の裁判官が当たっていたら,直ぐに問題を指摘してやったのに
    と思います,ナンテね。


【当時の支部長は詰め腹?】
ただ,偶然か,必然か分からないけれども,
その問題の判事さんに遅れてやってきた支部長が一年間一緒に居て,
先にご栄転になったのですが,
その元支部長も,問題の判事さんの依願退職前に,やはり依願退職されているのですね

まあ,その方は,エリートで鳴らした方ですので,辞められて公証人か何かになったのかもしれませんが,詰め腹切らされのかな?。
(モシカシテだけど,エリートの元支部長には,
公証人の仕事を用意して花道を作って辞めさせ,
その勢いで,問題の裁判官に辞職を迫ったのかもしれません。
最高裁は,そのくらいのことはお茶の子さいさいだと思います。)


【最近の報道は書記官も問題にする点でより精緻に?】
判決を書かずに判決の言い渡しをしていた問題の判事さんのニュースを
今更ながらに読むと,なんと,なんと
「書記官も調書偽造していたのではないのかぁっっっ!!」
とスルドイ突っ込みが入っていました。

2,30年前には,この種の悪い判事さんが全国に少しずついて,問題になったときは,そのような指摘はありませんでしたので,今や進化しましたね。

言われてみれば,なるほど書記官も責任があるかもしれません。

    ただ,昔の問題判事さんに付いた書記官さんの話を直に聞いたこともあります。
    私は,その当時はむしろ可哀想だと思ってました。
    「いくら御願いしても判決を書いてくれない。」
    「判決言渡期日は弁護士事務所の事務員から,判決の結果を問い合わせる電話が来るのだが,答えるに答えられず,とにかく逃げ回っていた。居留守とかも使った」
    「自分で判決が書けるなら書きたいくらいだった」

    とのことでした。
    調書偽造をしていたのかは当時聴いていませんが,
    書記官さんとしては,どうすることもできなかったという感じでした。

最近は行政庁の公文書偽造が多いこの頃ですので,
厳しい言い方をすると,調書偽造になるのかもしれませんね。
(私は,個人的には書記官に同情します。。。だって判決を書かない判事が悪い。
因みに,私については,言渡期日を延期することはよくありましたが,判決を書かなかったことはだけはありませんでした・・・・そんなん,当たり前か。)


【書記官事務査察とは裁判官査察のこと】
20年,30年前の,この種の裁判官があちこちで見つかったことの反省からか
年に2回ほど書記官事務査察というのが励行されています。
本庁の幹部クラスが,全ての裁判記録を目を皿のようにして見てチェックをし,併せて書記官に指導をもするのです。

    ただ,この書記官事務査察というのは,名ばかりで
    実は裁判官のお仕事振りをチェックするという隠れた目的があるのです。

    憲法では裁判官の独立が保障されていますので,裁判官に外部から影響を与えるのは表向き拙いとされています。
    それで便宜上「書記官」事務査察と呼ばれているのです。

    査察内容や問題点等は,上席裁判官とか所長裁判官にも知らされます。
    支部のヒラ裁判官に問題があれば,支部長にも知らされるはずです。

そういうこともあるので,前記のとおり,問題裁判官に付いた書記官を責めるのはちょっと可哀想と言ったのです。

ですので,もし責めるなら,当該問題裁判官は当然として,その次は,
書記官事務査察という名の裁判官査察をした幹部職員や上席裁判官や所長裁判官らではないのか。

しかも,20年前,30年前のように,
査察体制等が必ずしも整備されていなかった時期であればともかく,
これほどきちんと査察がされるようになったにもかかわらず,
しかも問題点は当然発見できたはずであるにもかかわらず,
早急に手を打たなかったとすれば,やはり上級幹部や所長も責任を免れないと思います。
・・・・例の裁判官のいた裁判所支部の支部長さんが詰め腹?を切らされたのは,そのためかもしれません。

言ってみれば,使用者責任(民法715条)といったところでしょうか。

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