1566 刑事裁判長の黙秘権の告知について(最重要ポイント)

刑事の公判でかならず,冒頭に裁判長から告げられるのが黙秘権です。
おそらく,実は誰も聴いていないのではないか?
(被告人ですらも,罪を繰り返している人は全然聞いていないかもしれない。)

そんな何かの儀式の合図のようにみえる?
黙秘権の告知にも実は大事なことがあります。

それは,「(黙秘権の行使は全く結構だが),
ただしあなたが,この公判廷で述べたことは,
あなたにとって有利にも不利にも用いられる証拠となることを忘れないで下さい。」
です。

これは,実は本当に本当に重要なことです。

被告人の公判廷の供述は裁判の証拠となり,
そしてそれは被告人の不利な証拠として採用できる
というのですから。

    これはあくまで,極論すれば,ですが,
    被告人が公判で必死に弁解をしている場合であっても,
    その弁解が不合理なものと裁判長に思われたら,不利益証拠になるということです。

    そしてそうだとすれば,
    日本で,検察官が起訴した裁判の有罪率が99.99%だとされていることにも,
    モシカシテダケド,実は,役立っているのかもしれませんね。


【捜査段階の被告人供述は?】
これもあくまでも,私の試論(極論)ですが,
もっと大事であるカモシレナイことがあります。

それは,捜査段階の被告人の供述も,
基本的には,前記公判廷の被告人の供述とほぼ同じ扱いだということです。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中