1493 GHQが強引に廃止変更させた優れた美語:「和多志=わたし」→「私」

憲法(9条)を押し付け,日本を換骨奪胎させた米国GHQの占領政策

    実は,年代的にみると,
    江戸末期の大政奉還が1867年,終戦が1945年と,その間78年しかありません。
    戦時中は,未だ江戸時代の武士が,辛うじて生き残っていたとしてもおかしくない時代です。

    そもそも明治維新後の日清戦争,日露戦争に代表される戦争にめちゃくちゃ日本が強かったのは,明治時代は,江戸時代に生きた人が,明治時代の人を教えていたからです。

    実は,戦後相当年を経て生まれた既に年配の私からみても,
    私たちの祖父母(明治生まれ)は,今の日本人の価値観とは全然違い,本当に質実剛健という感じです。
    例えば,遺産分割事件をやっていても,明治生まれの被相続人は,違います。
    相続人が真面目な子どもや孫であっても,遙か数段上を行っています。

    それも江戸時代の寺子屋教育を受けた世代の教え子達だからということです。

    そうです。
    寺子屋時代は,仏教哲学・儒教哲学,そして神道の理論を徹底的に教え込んでいたのです。


【戦前は,わたし=和多志だった】
そんな中,個人優位,日本国の解体をもくろんだGHQは,
日本の言葉,わたし=和多志の漢字を否定し,「私」に変えさせたということです。
→後注)

「私」は,簡単便利なので,大正昭和初期の生まれの古い方でも,これを当然のように使うようになったかもしれません。

ただ,日本古来から用いられていたという「和多志=わたし」は,何て趣き深い言葉なのでしょうか。

人は多くの願い事や,志を持っている。
それが全部集まって自分というものができあがっている。
その多くの願いや志を調和させ,自分なりに精一杯均衡を保たせているのが我々日本人なんだ,と。

    そして,もしかしたらその一つ一つは,
    例えば,母親から受け継いだものかもしれない
    父親から受け継いだものかもしれない。
    恩師や友人から受け継いだものかもしれない。

    しかもそれらがすべて併存共存した状態で,全部自分の胸の裏にある。

ここで最も大事なことは,日本人が自分の中に持っている多くの願いは,
実は,国家の願いや他の日本国民の願いと,必ずしも矛盾衝突するものばかりではないことだ。
もちろん,それがないとは言わないが,各人多くの願いや志があるということは,必ず調和してやっていける道が見つかるということです。
人は本来,個々バラバラではなく,繋がっているものだし,繋がっていなければ実は成り立たないものだからです。

西洋の観念のように,
国家と私人が完全に敵対,対立しており,
国家は人民を支配し掠奪するもの,私人は国家を常に突き上げ,随時転覆や革命を起こすような浅はかな対立概念にはならないということだ。
「万人の万人に対する闘争」(ルソー)もあり得ないということだ。

    GHQが,言葉狩りをした所以は,
    そうした日本人の美徳や優れた精神概念を覆い隠して,
    もって国家との対立を煽り,私人同士の闘争を煽るためだった。

    日本人の「和多志=わたし」の概念が崇高すぎて,これでは,愚民化して,対立をあおり,日本国家の解体に導くことはできないと思ったからです。


【お釈迦様は,悉達多と言われていた】
この日本の「和多志=わたし」は,背景には恐らく
お釈迦様の幼名の悉達多(シッダルタ)に通じるものがあると思います。

お釈迦様は,今でも,キリストやマホメット以上に世界中で尊敬を集める聖人ですが,
その所以は,すべての目的や志を悉く達成して,完全なる悟りを開き,人々を導いたからです。

この悉く達成するという意味の込められた悉達多=シッダルタと,
日本人の「和多志=わたし」は実によく似ています。

    思えば,日本の宗教は,長く仏教でした。
    宗教改革も,ルターよりも,300年近く早かった程です。
    (だから,ザビエル等によるキリスト教をテコとする侵略を受けなかったのです。)
    それが江戸時代寺子屋で徹底的に教えられました。

    そして,日本の仏教(敢えて日本の,と言いますが)の核心は,
    人には皆 仏性がある,
    すなわち磨けば必ず,珠のような仏性が具現化する,
    人は皆 いわば仏の子である,
    という教えでした。

    だから命ある限り精一杯精進して,世のため,人のため,貢献して欲しい,でした。

    GHQの政策とは,完全に対極の,絶対に矛盾するものであることが分かります。


    後注)
    GHQは,3S政策という国民堕落政策を採用したり,
    ありとあらゆる日本の伝統を破壊して(将来破壊される時限爆弾を埋め込んで)行きました。

    ほたるのひかりの唱歌は,二番までしか許さないことにしました。
    北方領土や沖縄で,日本国土を護る戦士を讃える歌詞があったからです。

    実現しなかったものでも,日本語を止めさせて英語化する,もあったそうです。
    しかし,日本人における漢字を含む識字率が,世界でダントツに高いことを思い知らされたGHQがこれを断念したということです。
    それでも「和多志=わたし」だけは消されてしまいました。

    日本人を愚民化しなければ支配できないからです。

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