1487 調停委員の忌避はできないが抗議は可能~調停委員チェックリスト

所謂,調停.comみたいな調停専門サイトを見ると,
家庭裁判所の調停委員は忌避できないとされています。
法律に規定がない。

「当事者同士の合意を前提とする手続だから」というのが大きな理由のようです。
法改正でも子の意見により見送られました。

また,他方で,法改正の際に忌避制度を認めるべきだったとする考えによれば,裁判官や書記官に忌避申立てが認められるのに,調停の実質主催者である調停委員が認められないのは不公平だということでした。

おそらく弁護士会は,後者だったと思われます。
弁護士会は,調査官に対して忌避制度を設けよという根強い意見もあります。


【問題点は実は多い。】
しかし,余りにも不公平であったり,
研修不足,つまり本来調停協会の研修で教わっているはずのものと違う対応を取っている時だってあります。
一体何を研修してきたのかと。

標準に達していない(余りにも勉強不足の)調停委員を問題視できないのはおかしいはずです。


【調停協会に苦情を書くと貼り出される裁判所も】
ただ,忌避こそ見送られたものの,
調停委員の苦情はどこの家庭裁判所支部でも受け付けています。
次席書記官(家裁本庁),総務課(支部)が苦情を聞いてくれますし,また書面も受け取るはずです。

全国すべての家庭裁判所支部ではないかもしれませんが,
その苦情の内容(要旨)が,調停委員控え室に貼り出されたりしているようです。
貼りだしはなくても,苦情を集計したもの(多い苦情)をリストアップして,全調停委員に配布したり,研修の際などに下知されたりするようです。

裁判所は,忌避がない分,一応考えているんですね。


【都会の裁判所ほど,調停委員がまとも】
そのため,というか,都会の家裁の方が
調停委員に対する苦情が多いので,どうしても都会の調停委員の方が良かったりします。
鍛え抜かれているためです。

田舎の裁判所だと,市民がのんびりしていたり,弁護士も少なかったりしますので,
苦情が少ないです。
そのため調停委員を甘やかしてしまい,
威張り腐っていい気なもんだという感じの調停委員が多い場合もあります。


【勉強不足・研修不足の調停員・標準未満の調停委員チェックリスト】
問題ある標準未満の調停委員は以下のとおりです。

□ 離婚調停で,そもそも離婚原因を探索しない調停委員(最も最低)
□ 仮に離婚原因がどちらの当事者にあるかを把握していても,結局それと全く関係のない調停案を平気で出してくる調停委員。
□ 離婚原因の有無に関係なく,とにかく立場の弱い方に忍従と泣き寝入りを強いる調停委員(=「相手方の合意が得られない」との衣を着せて,調停を終了させる調停委員)
□ 恫喝弁護士(恫喝当事者)を適切に処理できない調停委員
□ 調停では申立人と相手方が同席することはないにもかかわらず,これに配慮せず,一方当事者の発言内容を他方に伝えない調停委員
□ 一方の当事者の意見の合理的理由や根拠を他方当事者に伝えない調停委員
  □ そもそも一方の当事者に対しては,深い理由や根拠を尋ねすらしない調停委員。
  □ 相手当事者からそれを聞いて教えてくれと言っても,なおも教えない調停委員。
□ 意見の調整が面倒くさいのか,むしろ意見の対立をあおり,意見の乖離が見られるのを歓迎し,それを以て「合意に達せず」として,安易に調停不成立に持ち込んで,自身の楽を決め込む調停委員
□ 調査官出席の場合に,調査官の利害や仕事の都合を優先する調停委員(調査官は忙しいので,さっさと調停を終わらせたい。)

以上,これら項目に,2つ以上あてはまる調停委員に遭遇したときは,必ず苦情申立てを行って下さい。

これらにあてはまる調停委員は,研修不足であり,職務上の倫理観や責任感のない輩です。

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