1486 「携帯落とさされた」詐欺にご注意

元から壊れた携帯電話を,
人とすれ違い様にわざと接触して落として
「お前のせいで携帯が壊れた,修理代〇万円寄越せ」
詐欺が横行しているそうです。

    最近は2人組(3人組)で仕掛けてくるそうです。
    相棒が「お前がぶつかるところを見ていたぞ」
    「携帯は落とす前は壊れていなかった」
    と嘘を言い立てててくるんでしょうね。

1万円,2万円くらいならと思って,払ってしまう方が多いようです。


【まずは,「警察に行く」と言え】
こうした場合,まずは応急処置として,
「そんなら警察に行って双方の言い分を聞いて貰いましょう」と言うことです。

警察は民事不介入といえど,もめ事から発展して暴力沙汰になってもいけないので,応急処置程度に相談は聞いてくれます。
貸金ごときでも,真面目に対応してくれる例は,結構あります。

その場合,もし,詐欺犯人が,前科持ちだった場合,
また逮捕されるかもしれないと思って,ひるむこともあります。

ただ,注意を要するのは,
警察の方が,「1万円程度でいいなら払いませんか」と言ってくることも有ります。
警察が彼らに騙されることもあるのです。
最後は弁護士に相談すると言わねばなりません。


【最後は,弁護士に相談して連絡する,名刺下さい。】
警察は,最終目標ではありません。
「弁護士に相談するから」と言えるようにするためです。
最初からそれを言えたら一番よいですが。

警察に着いたら開口一番で「弁護士に相談したい」と言って下さい。

弁護士に相談するといえば,元々は民事なので,
それを警察は尊重するはずです。

    警察はこの程度のことでは器物損壊罪では立件しないのが普通です。
    っていうか,そもそも過失の器物損壊は罪ではありません。

    相棒が故意だと叫んでも,まず逮捕はしないでしょう。
    警察は,相棒が「わざとぶつかってきた」と言っても,普通丸々信用しないでしょうし
    いずれにせよ,この程度の案件では,逮捕まではしないはずです。

警察がどうしても苦手なら,最初から弁護士に相談すると言って下さい。
ただ,名前だけ言って住所は言わないで下さい。
こちらから連絡先を聞いたら良いかと思います。
精々でもメアドにして下さい。

・・・・ただ,それも辛いでしょうから,まずは警察に,というわけです。
  最終目標として大事なのは,弁護士をカタることです。


【裁判では,落とさされたと主張する側が立証責任】
裁判では,落とさされたと主張する側,修理代を寄越せという側が立証責任を負担します。
こちらから裁判をする必要はなく,相手がそれをしなければならないので,ただ待てば良いだけです。
それだけで何もして来ないと思います。

お金を掛けてそ裁判をして,なおかつ,そのような立証責任を完遂できる人達では普通はないと思います。

仮にトータル3万円の請求額だとして,それを訴えてまで取る人は普通いません
だからこそまた逆に,3万円程度なら払ってしまう人がいるのです。

親戚の弁護士から連絡させると言えばよいです。
実際には弁護士を頼まなくとも必ず頼むときっぱり言い切って下さい。
→後注)


    後注)
    弁護士の名をカタるだけで,裁判になるはずがないと思いますが,
    仮に裁判になった場合でも,
    そもそも最初から壊れていなかったことの立証すら実は難しいこと(相方の供述が採用されるとは限らないこと)
    携帯は落としやすいこと,カバーが書けていないのは持ち主の不注意であることなどから,全部請求棄却になるか,少なくとも大幅な過失相殺による減額になるはずです。

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