1479 銀行が窓口送金用紙のほかに,送金料引落し依頼書を書かせるのは無駄

10万円以上の高額送金は窓口ですが,どこの銀行窓口でも判で押したような対応です。

1 送金用紙に所定事項を書いて,窓口に持っていく
2 高額送金は身分確認が必要だと思って免許証を出すと,
 窓口は「(未だ)結構です。」とのたまう。
3 送金の手数料は同じ口座から引き落として欲しいというと,
「この用紙に,送金額と手数料の合計総額を書け」とのたまう。
(なお,この紙はなぜか予め渡してくれることはない)
4 また同じ事を書かねばならないのでうんざりだが,
 行員は,この時電卓で前記合計表示を見せてくる
5 そしてこの時点で,初めて「免許証を見せて下さい」
・・・・さっき要らないって言ったばかりじゃん!と言っても,素知らぬ顔で無視。→後注)

この応対が,どこの銀行でも判で押したようにしてくるのです。
求めてもいないのに,電卓で合計額を見せてくるところとかも。


【なぜ一枚の用紙に集約しないのか/合計額を書く不可解さ】
ここで疑問なのは,
なぜ,2枚の用紙に分けて書かねばならないように仕組んでいるか。

    例えば,送金依頼書の空きスペースにチェック欄を作り,
    ①手数料を口座引落しにするか否か
    ②引き落とす場合に,その手数料はいくらか
    (チェック方式にするか金額を書き込ませるかは任意)
    で,終了する。

    現に送金依頼書には,様々なチェック欄が設けられている。
    例えば普通・定期・当座の別,銀行・信用金庫の別など。

もっと分からないのは,
手数料を口座引落する場合に無理強いされる二枚目の用紙に,
手数料だけではなく,送金額との合計総額を書かされることだ(前記3)

電卓まで用意されて合計額を書かされてしまっては,手数料の金額は不明だ。
内訳は,その用紙をみただけではまったく分からない。
送金額も,送金手数料のいずれも判然としない。

銀行は正確さが命であるのに,なぜ逆にアバウトに記載するのか?

送金依頼書に書いた送金額と照らし合わせて,引き算をしないと手数料金額が出てこない。
ならば,二枚作る意味がないし,無駄そのものではないか。
二枚セットで管理しなければならない。

    この最後の疑問点をぶつけた時,担当窓口以外の行員まで全員顔を上げた。
    内訳を分からなくした合算金額を書くという習慣は本来銀行には皆無だからだ。


【別口座から送金手数料を引き落とせという奴は普通いない】
ここで,仮に,もし送金したい顧客が別口座も持って来ていて,
送金するお金はA口座から,
その送金手数料はB口座から引き落としてほしい
と言われたとする。

そんな面倒なことをする奴なんていないと思うけど,理論的には可能かもしれない。

そう言う変わったことをする顧客に,二枚目の用紙を書かせるのであれば,まあ理由がないわけではない。

ただ,そうした変わったことをする人はむしろ要警戒人物なので,
取引中の会話やら態度仕草やら全部記録化して,後々の問題に備えなければならない。
(しかも二枚目の紙には,A,B両方の口座番号を明記して区別しておかねばなるまい。)

つまり,普通の人が考えつかないような変わったことをする人は,それこそVIP対応すればよいだけのこと。


【客にも銀行業務にも,双方に無駄】
客が二枚も重複して書かされるのは無駄
それをさせるために,行員が貼り付いて指導したり,電卓を見せて支援することも無駄。
二枚の紙を管理することは銀行の無駄。
用紙を買うのも銀行経費の無駄。

そもそもより根本的に,
銀行も預金者も,銀行口座を開けば,送金額も手数料も直ちに判明するわけだから,
二枚目を書かせる理由がない。

と,このように,双方に無駄なのに,このような判で押した対応をしなければならない理由が全く理解できない。

客でも銀行でもない誰かのためにやっている
やらせられているとしか考えられない。

前記1から5までの手順を定めたマニュアルからしても,周到に準備した上,なんとしてでもこの無駄な二枚目を書かせようとしていることは明白。


【こうした悪習慣の裏にはお役人や天下りあり】
こうした,前記判で押したような対応や前記双方の無駄,
銀行業務の本質に矛盾する合算表記をさせることまでしてする大無駄

    これは何処かでみた光景だ。
    そう,お役所だ。
    何枚も何枚も,ちょっと趣旨が違うからという程度で,何重にも別の書面を書かせる。

    それらは,全部一枚の紙に収められることばかりだ。
    能がないお役人は,工夫や改善という概念がない。
    仕事や無駄を増やすことはあっても合理化なんてしたことがない。

    あるのは,自己保身のみ,だから念書めいた書面がただひたすら増えていく。
    「お役人さまの責任ではなく,わしらがお願いしましただ」の書面が累々とたまってく。
    引落依頼書もそれかもしれない。
    →後注2)

銀行査察のための都合か?
金融監督庁等において,銀行に踏み込んだり,指導をするには,
予め余計なことをさせておくのがよい。
何も問題がない時でも,「二枚目の紙を書かせる指導をしたはずだ」
といちゃもんを付けられる。
これも某税関連のお役所がやる手法だ。

それで嫌がらせをして,最後はみかじめ料=天下りの甘い汁にありつく。

あと,少し想定しにくいかもしれないが,
用紙印刷会社への天下りか?
二枚目の用紙を全国の銀行や信用組合の本支店で使わせたら,全国共通用紙のようだから,
その印刷会社は儲かる。
そこに天下っている役人には好都合だ。


【お役人の無駄な行政指導は絶対に見逃さない】
些末な問題に見えるでしょうか。

しかし,銀行側も客も面倒ばかりですし,
しかもそれが全国で繰り広げられて,窓口は混雑するのです。→後注3)

仮に百万歩ゆずって,些末であるとしても,お役所のおばかな都合は,絶対に見逃さないことは大事です。
彼らは,トランプ大統領の言うところの「ディープステート」のヤカラです。

どんなに些細なことでも,
そしてそれが一つでも,二つでも,彼らの手口をいち早く公にさらすことが必要です。
日本国民第一。


    後注)
    もう本人確認は不要かもしれない。。。

    高額送金だから本人確認というのは,以前からおかしいとは思っていましたが,
    今や暴力団とかテロ組織等に属する人間は口座凍結していますから,
    もはや本人確認は実はどうでも良くなっているのかもしれません。


    後注2)
    なお,法律文書といえども,1枚の紙に1つの法律文書しか載せられない決まりはない。
    1枚の紙に四種五種の法律文書を収めても何ら構わない。

    しかしお役人にはそんな基本のことすら知らない方が余りにも多い。
    それで国民市民が迷惑を受けるのも問題だ。


    後注3)
    銀行が預金引出に関して負担する注意義務は,
    通帳の所持と印鑑の照合のみであり,
    これさえしておけば,銀行が預金者以外の第三者に引き出して仕舞ったとしても免責されるとされている。
    (最高裁判例もあり)

    その免責の理由としてあげられたのに,
    もし銀行側にそれ以上の調査を義務づけると,銀行窓口の処理が手間取り,大いに混雑するから。
    そう言われ続けてきた。

    しかし,こうした無駄やこれによる窓口混雑については,なぜかもはや誰も言わなくなった。

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