1428 被疑者が国選申出の遅れた勾留だと,報酬を削り取る法テラス

また,法テラスはやってくれました。
またもや,おばかな法務省公務員クオリティー炸裂です。

今回の案件は,被疑者の方の,被疑者国選の利用の申出が遅れた事案です。
それで短くなりましたが,それでも結局,頑張った末に,10日めの勾留満期で釈放して貰えました。

要は,私としては,本来10日間あるところを,僅か8日間で,仕事をしなければならなくなりました。

検察官にも書面を書いて,弁償の約束もしました。
というのも,生活保護者だったので,結局一旦生活保護が打ち切られてしまい,
本来なら,期間内に入金がされて,弁償ができるとはずだったのに,結局出来なくなったのです。
カードを借りて,残高を見てもやはり止められていました。

ですので,生活保護が再開され,入金が入った後に弁償に行くことにもなりました。

もちろん,検察官の依頼もあり,出所後市役所の生活保護課にも一緒に行きました。

警察の面会は,あれやこれやで4回行きました。


【「面会は2回分しか認めません!」】
8日間という,より制限された期間内で仕事しなければならないにもかかわらず,
法テラスは,「今回は8日間の依頼ですので,2回の面会分しか認めません」
だと。

普通10日間の中でやる仕事を8日や7日の中でしなければならなくなっただけ。
短いだけむしろより仕事もハードになる。
しかも8日に短くなったのは,弁護士の責任ではない。被疑者が遅れただけ。
しかも,この報酬を被疑者に分割払させるのではなく,国が負担するべきもの。

それでこの扱いはないものだ。
8日間の方が,10日間あるときよりも仕事はタイトできついんだ。
8日仕事したとか10日仕事したとかのお話しではないんだ。

タイムリミットが全部で10日間しかないという意味なんだ。
10日以内に全部やることを遂げておかなければならないんだ
だから,10日丸々貰えるよりも8日の方がきついんだ。
もし4日目にとかに被疑者からの申出があったら,もっと大変だ,6日間で10日分の仕事をし仕上げなければならない。


【なぜ依頼の前に,2回分しか出せないと言えないのか?】
もし,法テラスの取り扱いが正しいと信じて疑わないのであれば
そもそも,法テラスからの弁護士依頼時に,予め
「8日間しかないから2回分しか面会の努力を認めませんよ」
と言ったらどうなんだ。

もしそれを言ったらいったいどうなるのか。
言わなくても分かる事だろう。
受ける弁護士がなくなったり,手抜きをする弁護士が出かねないことだ。

本当に,何にも分かっていない。
否,分かっていながら,平気で,こんなことをしてくる。

だから,公務員クォリティーというんだ。


【三件の示談にこぎ着けても一件分しか報酬を認めない暴挙】
以前,被害届のあった窃盗罪三件分(被害者三人分)を全部弁償して,被害届を取り下げてもらうことに成功した事件があった。
それが奏功して最終的に,不起訴で釈放。

ただ法テラスは「勾留罪名は1件のみなので,一件分の被害者弁償分しか認めない」ときた。
しかしながら,被害届が受理されていれば,弁護士としては全部弁償しなければならない,でないと,残った罪で起訴されてしまう。

被害届が受理されているという意味は,
警察が本腰で捜査する義務が課されているということだ。
だからそれに対応して弁護士も動かなければならないのだ。

その苦労や善意を一顧だにしない。
被害届の取り下げ示談がそれぞれどんなに大変か

実務の苦労を分かろうとしない公務員という低クォリティー集団が,
勝手気ままに大きな大きな網目のルールを作っているために,
その大きな粗い網の目から,重要なことでもすべてこぼれ落ちて捕捉することができない。
やらされる方は,いつでも無償奉仕ばかり。

私は,司法改革が間違いだったように,法テラス設置は,極めて不十分で粗雑なものだと思う。

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