1426 底冷えする司法研修所(和光市)の裁判官寮「ひかり寮」 最高裁は建築を知らないのか?

最高裁が管理運営するものに,司法研修所があります
(和光市・・・・→後注))。

    和光の司法研修所は,平成一桁代に出来たもので,もう20年にもなりますが,
    裁判所の施設の中では,まあまあ新しい設備です。

    私が研修した旧庁舎は,東京の御徒町あたりにあったと思います。
    上野や東大のある本郷にもごく近いロケーションでした。
    この時代は,裁判官用の宿泊施設は,品川にありました。

司法研修所は,二部構成で,
下位ものは,司法試験合格者のための研修用です(でした?)。
もう一つの上位のものは,裁判官の研修用のものです(今も)。

指導教官についても,
司法修習生を担当する「一部教官」
裁判官の研修を担当する「二部教官」とがいらっしゃいます。


【司法研修所には宿泊施設がある】
司法修習生にも裁判官にも研修の際には宿泊施設があります。

修習生用の宿泊施設は,人呼んで「泉寮」と言われています。
裁判官用のそれは,「ひかり寮」と呼ばれています。

後者の方が設備は良く,部屋も広いです。
後者は,たしかトイレ風呂付きで,軽く10畳はあったと思います。

泉寮の広さは詳しくは知りません。
私は,司法修習生を卒業してから,新司法研修所が出来ましたので,入ったことはありません。


【しかしコンクリート打ちっぱなしの底冷え安普請の建物】
私も,和光の新しい司法研修所には,3,4回ほど研修に駆り出されました。

施設の見た目や,装備そのものは洗練されていましたが
ただ,どうしても気に入らなかったのは,
コンクリ打ちっぱなしの安普請の躯体の建物だったことです。

    コンクリ打ちっぱなしは,安藤忠雄が,
    コンクリ業界の間接的な?後押しを受けて一世風靡した建築手法ですが
    コストがやたら安く,実は,その分安藤さんには利ざやが莫大に出るというものだったと噂されています。

もちろん部屋の中までコンクリ剥き出しではなく,
壁材や床材(木材ではない)が貼り付けられてはいますが,
コンクリにほぼ直に貼り付けただけであるので,
コンクリの冷たさが足などにもろに来るのです。

冬では,幾らエアコンを強くしても,寒くて仕方ありません。
コンクリにどんどん熱を奪われるからです。
部屋の中を歩いていても,スリッパを履かないと,熱が奪われるのみならず
下が固いので,まるでアスファルトの上を歩いているように,足腰に負担が残る感じ。

最高裁は,財務省とは違って,お金がないとはいえ,
もうちょっとマシな建物は出来なかったのかと思います。
っていうか,要するに建築業者にぼられただけだと思います。
最高裁ともあろう者が,建築業者にぼられる,見抜けないなんて・・・・。


【コンクリ建物は,生命体には向かない】
東大と静岡大学だったかの共同研究があるそうで,
赤ちゃんネズミを各百匹ずつ
①コンクリ躯体の飼育室,②金属躯体の飼育室,③木造躯体の飼育室で育てたところ,
①コンクリ躯体のそれでは,100匹中7匹しか生き残らなかったとのことです。
最も良いのは①木造躯体で80匹以上生き残ったと。

    そればかりではないそうです。
    コンクリ躯体で生き残ったネズミは,とても狂暴で,
    メスは我が子をかみ殺すし,オスも他の躯体から来たネズミに対し,攻撃的で噛みついたりするというのです。

    コンクリは,遠赤外線の逆,つまり,身体が直接触れていなくとも,周囲の四方からリモートで熱を奪われるので,ネズミにストレスがかかり,外部に対する警戒が強くなるために,ちょっとの刺激でも他者に攻撃するのだと。

この研究結果は,研究者にとっても本当に衝撃的だったとのことです。

要は,コンクリ打ちっぱなしは人間の住む家ではないことが分かったとのことです。


【有害放射線もある?】
あと,コンクリ打ちっぱなし建物等には,有害放射線も出ているそうです。

実は,昔から,借家の押し入れなどを開けると,
コンクリの地肌がそのまま出ている場面に何度か遭遇したことがあるのですが,
決まって,気分が悪くなった記憶です。
いつも吐き気がしました。
ニオイのようでニオイでなし,要するにコンクリから出てくる?空気のようなものがどうしても気に入らなかったのです。
だから,そこを開けたくないという気持ちをずっと持っていました。

やはり科学的・化学的にも問題だったということです。

繰り返しになりますが,
最高裁は,建築訴訟の研究会・協議会にも係官が参加していると思われるのに
裁判官や研修生の宿泊施設に,よくもまあ,こんな建物を建てたものだと思います。


    後注)
    なお,和光市には,税務職員を研修させる税務大学校があります。

    その施設は,さすが,財務省国税庁の施設なだけに大変豪華で
    食事も,本当に良い物が出ます。

    司法研修所とは雲泥の差です。

    あるとき,司法修習期が50期代前半だったと記憶していますが
    税務大学校の食事が,司法研修所のそれとはダンチガイの,余りに美味しいということで,
    司法修習生が大挙押し寄せたところ,
    間もなくして,出入り禁止になったとのことです。

    その辺りの厳格対応もさすが財務省です。

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