1400 「子どもの将来にツケを」より子どもの将来にインフラ整備を(日本列島改造論の再起動)

田中角栄が米国のとある勢力にぶっ潰されてから
とにかく公共工事は悪そのものと揶揄されてきました。

その最終仕上げが小泉の小さな政府・公共事業削減です。

その流れは,国土強靱化の考えもあるはずの?安倍内閣にも受け継がれ,
結局公共事業はこれまで削減方向で推移しています。

    ですので国土強靱を安倍さんに期待した国民は,裏切られたという感じです。
    もし,これまでの任期中にガンガン公共投資をしていたら,
    今回の森友・加計問題で,ここまで支持率を落とすことも無かったでしょう。

    森友加計に関し,安倍内閣や総理に問題が皆無だったとしてもなお,
    支持率低下の根本的な理由には,成果を上げていないことがあると思われます。
    →後注)

    私はその意味で安倍総理には猛省して欲しいと思っています。
    余りにも官僚に対して弱腰。。。

ここ5年間における政府の激甚災害指定は21件〈リンク有〉もあります。
しかも驚くなかれ,その中で地震は2件に過ぎず,他は台風等の天災によるものです。

もっともっと,もっともっと,公共事業が必要だという証ではないでしょうか。


【都市と地方の格差も広がる】
都会は,今やお金が有りますので,インフラ整備はマメに行き届くでしょう。
幾らサヨクが反対しても。

しかし地方の田舎については,国が削減すると,
それでインフラは整備されず,
災害にも弱く,
そして,土建屋さんが死に絶えます。

実は土建屋さんが地方で枯渇していくのは本当に深刻な問題で,
地域の土地土地の事情があって,地元の業者なればこそ知っていることもあります。

    例えば,佐賀県は元沼地だったので,大変に地盤沈下し易い土地です。
    しかも不等沈下といって,まんべんなく沈下するのではなく,部分部分が不規則に沈下するのが困りものです。
    ですので,佐賀大学にはそれを研究する大学教授もいたほどですが
    要は,その土地その土地の特性をよく分かった地元業者でないと実は困るのです。
    彼らがいなくなると〈将来〉大変に困ることになるのです。

      尚,全国に股をかける住宅メーカーや大手ゼネコンもあり,地方の案件も請けますが
      実は,例えば東京本社の会社が,大工さんを九州や北海道に派遣して仕事するのではないのです。
      結局,その地元の工事屋に下請けに出すだけです。
      車やパソコンじゃないのですから,地元の工事屋が絶対に必要になります。

      仮にもし宮﨑や大分の公共工事等について
      東京本社が東京在住の大工を宮﨑等に飛行機で派遣したり,せいぜい福岡支社の抱える福岡の大工を飛行機や高速を飛ばして派遣するとしたら,全く非効率そのものでしょう。


【田中角栄はちゃんとこのことを考えていた】
米国のとある悪魔のような勢力に潰された田中角栄は
常に,都会と地方の格差是正に取り組んでいました。
(日本列島改造論)〈リンク有〉

しかも都会を犠牲にして田舎を潤す様なことをしたのでもありせん。
都会にも緑が必要だ,公園が足りない。
狭苦しい都会について人間的な生活環境を整えるべきだ。
遠距離通勤ではなく職住近接の理想を実現すべきだと
繰り返し述べています。

その上で,都市の人口集中問題の解消,地方を活性化させてUターン現象を起こすこと等もきちんと考えておられました。
都市と地方を繋ぐ交通網の整備は,地域と都市を繋ぐためであり両方を生かすためでした。
(最近の新幹線金沢駅開通による経済効果はすさまじいものがありますが,それは田中角栄の計画したものです。)

常に日本全体の均衡ある発展を目指しての大インフラ整備構想が日本列島改造論だったのです。
→後注2)

今でも古本屋等では購入できますので,是非とも読まれて下さい。〈リンク有〉

    なお,田中はもう古いと言われますが,
    少し時代背景を変えるのみで,その殆どが今でも通用する内容です。
    むしろ今の政治家にはない,大変な新鮮さと正直さと善意を感じ取ることができます。

    それだから潰したんだな,
    そしてだからこそ,小泉をも擁立して,更にダメを押したんだなと思います。

    私は,米国の例のトランプ潰しと根は一緒だなと思っています。
    同じ考え方の人達が田中を嫌い,トランプを嫌っているだけです。


【子どもの将来にツケを残すなではなく,インフラを残せ】
今日のラジオ,おはよう寺ちゃんでも施准教授が言っておられました。

「子どもの将来にツケを残すなではなく,子ども達の将来のためにインフラを残せ」
は胸に染み入りました。

その通りです。

いくら曰く付きの「財政均衡論」「国の借金」が本当だと仮定して
将来の子ども達に借金のツケを残さないようにしたとして,
日本のインフラがガタガタであれば,将来の子ども達は困るだけです。

如何に,まともな政治家や行政官僚がいないかの証左です。


    後注)
    ただ,文科省の告示は明白な憲法違反でしょうから,
    こんなのを特区で穴を開けるという姑息なやり方がどうかしている。
    しかも告示に対して一つの例外を作っただけ,なんて馬鹿げている。

    端的に,違憲無効だ,で破棄する閣議決定でもしたらよかっただけの話だ。

    それこそ,内閣法制局に電話一本したら分かるでしょう。
    何なら,最高裁長官に聴くのはともかく(三権分立),
    内々に,最高裁事務総局にでも聴いたら直ぐに分かる話だ。

    しかも,それでなくとも,申請を認めないというのは行政手続法違反のはずだ。
    事実上「申請を与っておく」とか事実上申請のお引き取りを願うのも許されないからだ。


    後注2)
    なお,田中は金権政治だから悪なんだとの考えを植え付けられていると思います。

    しかし世界中で金権でない世界なんてありません。
    潰した勢力こそ金権中の金権です。

    彼は自分の個人的な贅沢等のため,私利私欲のために使ったのではないと言われています。
    政治には(少なくとも当時)お金がいるから,徹底的にお金を有効利用したというだけです。
    敵味方関係なく,「どうぞ収めて欲しい」と渡した金がほとんどでした。
    自分自身のためではなかったのです。

    もっというと,そもそも政治家になる前に,終戦の変革期に,今の金で90億円ほど棚ぼたのお金が入ったということはあるようです。
    ですので,実は政治家になる前に既に大金持ちになっていました。
    それは幸運でしたが,別に悪いことをして90億円を手にしたのではないのです。

    例えば奴隷交易をしたり,利息を300から600%も取ったり,
    戦争をあおり,両陣営にお金を貸して大儲けするなどという悪魔の所業なんて,田中はしていないのです。
    ひたすら庶民の暮らしを良くするために,障害となるところにお金を使ったり,もちろん頭も使いました。何十本もの議員立法がそれです。

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