1332 児童虐待には有効?不法行為の時効の法改正

100年以上も続いた民法の改正ですが,とうとう法改正,
それも,時効の整備がなされているようです。

問題の多かった不法行為の時効等について,効果が大きそうです。

現行法の不法行為の時効
第724条
不法行為による損害賠償の請求権は,被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から三年間行使しないときは,時効によって消滅する。不法行為の時から二十年を経過したときも,同様とする。

新法
(不法行為による損害賠償請求権の消滅時効)
第724条 不法行為による損害賠償の請求権は,次に掲げる場合には,時効によって消滅する。
一 被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から3年間行使しないとき。
二 不法行為の時から20年間行使しないとき。

(人の生命又は身体を害する不法行為による損害賠償請求権の消滅時効の特則)
第724条の2 人の生命又は身体を害する不法行為による損害賠償請求権の消滅時効についての前条第一号の規定の適用については,同号中「3年間」とあるのは,「5年間」とする。

現行法との違いは,第一に,生命身体への不法行為を3年ではなく5年としたことです

第二に,それ以上に大きいのが,除斥期間の廃止。。。
すなわち現行規定では,不法行為から20年経つと,時効ならぬ除斥期間という特殊なルールでもって,一切が遮断されてしまうという,厄介でオソロシイ規定であります。
法律界のお荷物といっても過言ではない?
当然に消滅とは,不法行為者の落ち度や問題性によって,期間延長(中断等)が認められないこと。とにかく何が何でもシャットアウトされてしまうこと。

改正法では,20年の方も「時効」となったので,一定のルールの下に時効期間の延長(中断-いわば期間更新みたいなもの)や進行停止等ができる場合があります。


【児童虐待のエロ親父・エロ爺覚悟!】
児童虐待するようなエロ親父は,その子に殺されても仕方ないくらいですが
(最高裁の有名な尊属殺人事件では,たしか執行猶予)
ただ,児童虐待の問題の根深さは,
その加害者に頼って生きていくしかない児童であるが故に,
エロ親父(義父の時も多くある)エロ爺の言いなりになってしまったり,
口封じ,口外できない事情が長い期間続くんだそうです。

幼児や小学児童が虐待に遭ったとき,
PTSDが発症するのが,25歳,30歳になってからということもあるという。
その時では,もうエロ親父らは,先の20年の除斥期間という悪魔の法律で逃げきってしまう危険があった。

    それでなくとも,未成年者は,法律行為や訴訟行為が出来なかったり制限があるのだ。
    それを,除斥期間だからといって20年さえ過ぎれば
    エロ親父どもが責任を問われなくて済む,だなんてなれば,
    法律にこそ問題があることは誰にでも分かる話

    724条の最高裁の法律解釈が馬鹿なだけだったという話しもあるが。

今後はこんな間抜けすぎる事態や,最高裁の因循姑息な判断はなくなることが期待出来ます。
奴らはもう逃げられませんね。

早く来い来い改正法!

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