1227 ヘイト法の系譜と現実~暴徒化(破壊や放火),対立を煽るプロレスショーも要らない

ヘイト法は,如何にも日本や日本人を小馬鹿にする不公平だ
と思う人は多いかと思います。

    「保育園落ちた,日本死ね」が流行語になるほど許容されるのに,
    ○○人出て行けと言えばヘイトだと言われると
    大人しい日本人も怒ると思います。

ただ,私は,もうちょっと,深く考察する必要があるのかなと,今は思っています。


【暴徒化したデモは違うと思う】
ただ,最近のトランプデモですらそうですが,
海外のデモって,本当にすさまじいですよね。
米国でも,商店のショーウィンドウが破壊されたり,
様々な物が放火されたり・・・・。

醜悪そのものです。

    日本で,それがないのは,度々紹介しているとおり,
    デモについては,最高裁判決の集団行動暴徒化論が生かされているからです。

    あと,警察機動隊が必死に押しとどめた大学紛争の経験でしょうか。

    日本の警察は,暴徒化,破壊や放火は絶対に許しません。
    ですので,日本人は,実は実は,警察に感謝しなければならないと思います。


【ヘイト法の系譜の論文】
榎透さんの「米国におけるヘイト・スピーチ規制の背景」
は大変優れた論文であり,ヘイト法の何たるかや歴史がよく分かります。

その結論部分だけを抽出すれば,
米国でヘイト・スピーチが規制・抑制の対象と考えられるのは,
「マイノリティ保護などの視点もあろうが,
さらにそうした表現が,
①暴動を引き起こし平穏を害するか,
②身体的危害や死に対する恐怖を与える意図を持ってなされた脅迫と評価できるか,
③身体に対する暴力と評価できる場合
である。」

なるほど,やっとヘイト法の本質が分かったという感じです。


【一々激突して見せる必要はない】
この論文を呼んで,思ったことは,
最近のデモ活動について,我々は,
過激な言説を述べる保守と在日外国人らのデモとの激しい衝突を見,
かつ保守側のみを規制するのがヘイト法であるかに勘違いして,
これに抗議していただけではないか。

よくよく考えてみれば,今や様々な発信方法等がある中で,
激しいデモ活動をし,反対意見のデモ側と一々激突しなければならない理由はない
はずです。

    精々,所謂辻説法-辻立ち街宣等で,私論を述べたらよいだけではないか。
    あるいは,抗議街宣をする場合でも,市民や国民の生活や活動に支障を与えないように,礼儀正しく,理性と良心,自制心を持って街を練り歩くくらいでよいのではないか。


【過激さは,思想伝達に逆効果】
米国の規制例で,「デモで十字架を燃やすのはおかしい」
とされたのを知って,当然だと思いましたが,同時に
そもそもそのような活動方法を取ることに驚きを禁じ得ませんでした。

米国の主流の宗教がキリスト教だとして,その十字架を燃やして
一体どんな支持を得られるというのか,
思想伝達としては,全く逆効果ではないのか。
民主主義のデモとしては自殺行為ではないか。

・・・・キリスト教徒のためではなく,デモをする人達にとって,です。。。

    譬えが適切ではないかもしれませんが,
    米国の共和党出身の大統領が湾岸戦争,イラク戦争を起こしたのは,ネオコンの台頭によるとのことです。
    ネオコンは,元々共産主義者だったり,民主党員だったりと,
    本来の共和党の伝統的考え方と関係のない考え方の人達です。

    過激になると,溜飲を下げるかもしれませんが,
    ただ共和党は,それで評判を落としました。
    それはネオコンによって内部から崩されたのではないでしょうか。

    デモも同じで,デモ活動をしていく中で,
    こうした外部のおかしな勢力がいつの間にか入り込み,
    我が物顔で過激活動をして,その団体の評判を落としていく,
    というやり方は当然予想できます。
    集団活動に工作が入っておかしくなるのです。

しかも,これも世界の歴史ではよくあることですが,
対立を煽って,両方に武器を売りつけて,お互いに争わせる。
両方とも,疲弊して倒れてしまう,ということもあります。

仮にそこまでのものではなくとも,
集団同士が過激にぶつかり合うのは,一時注目を浴びますので
それが快感になったりして,
いつの間にかプロレスショーになってしまいます。

ショーになってしまうと,ただ対立を創り出すようになったりもしかねません。


【日本のヘイト法はやはり日本を保護】
こうしてみてくると,
日本のヘイト法はやはり日本を保護しているのではないかとおもいます。

日本人の良識あるデモ活動者自身やその思想を保護するのです。

警察が,本来良識派のデモ隊の方を取り囲んで,他の過激団体との激突を防いでいる様子がYouTubeによくアップされています。
「なんで,俺たちを取り囲むのか,あっち(過激な方)を取り囲めよ」
という意見が出ています。

しかし,日本の警察官は,良識ある日本人を,日本を護っているのです。


【対立ではなく、王道を歩くのが日本の流儀】
右だの左だのでもなく、
資本主義だの共産主義だのでもなく,
対立を煽ったり,ついそうした愚かな極端の説に惹かれるのでもなく,
日本人は,堂々と王道を,真ん中をひたすら歩くだけです。

極端に走れば,あるいはそれを扱うヤカラの術中に巻き込まれれば,必ず足下をすくわれます。

    因みに,例えば,我々日本国民は,かつて2676年も奴隷制を持たず,
    まして,奴隷交易をすること,それでしこたま儲けること等はしてこなかったのです。

    また,労働を美徳として,世界に優れたものを昔から産み出してきました。
    肉体労働をとにかく厭い、他人や他民族に押し付けるばかりで,
    自らはひたすら金貸しや金融力で大儲けしている人達とは違うのです。

    それだけでも誇りに思い,堂々とど真ん中を突き進むべきではないでしょうか。

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