1226 三つの通説の大ウソ~弱者だから保護・少数派だから保護・移民だから保護

世の中で当然のような顔をして
まかり通っている言説で,困ったものが3つあります。

1 弱者なんだから保護すべきだぁっっ!
2 少数派なんだから保護すべきだぁっっ!
3 移民なんだから保護すべきだぁっっ!


【1.「弱者保護」は1980年代までに流行った】
1980年代までころは弱者保護という言葉を
大学教授が盛んに口に出していました。

その後大儲けもできたバブルもあったり,
逆に不況でみんな必死に勉強して就職を勝ち取ったりという時代を経て
以前よりは「弱者だから保護されるべき」は言われなくなったかもしれません。

    「弱者」気取りの強者が現にいるのは,多くの方が見聞きしていますし,
    真実「弱者」でも問題を起こしている方とか,
    「弱者」であることにつき,ひとえに本人の怠慢や責任がある場合等には,
    「保護しなくていいんでないかい?」と考える方が増えたと思います。


【2.少数派だから保護?】
これも,ころっと欺されやすい言説だと思います。

少数派というと,例えばこんなイメージを抱くと思います。
1例を挙げると,中学校のいじめのように,
多勢に無勢で嫌がらせをするイメージを持って仕舞うのだと思います。

しかし,ちょっと考えれば直ぐに分かることですが,
日本ですら,年収1000万円以上は,全労働者の4%しかいないのです。
その4%は,少数派ですが,保護される必要があるのですか?

米国は1%未満の少数派が,米国の富の大半,
世界中の富の多くの割合を保有している。
この方々は,保護されるべきなんですか?


【3.移民なんだから保護すべき?】
これも今,まさに欺されている方が多い言説です。

実は,私の高校の恩師の先生は,
おそらく1960年代後半ころの米国留学経験者ですが,
留学は当時として珍しいため,中堅クラスの地方紙に載ったということです。
1ドル360円の時代ですので,日本から金を持ち出しての米国生活は大変だったはず。
ラーメンや喫茶店のコーヒーが一杯30円の時代に360円持ち出して1ドルにしかならないのですから。

留学生は,いまの時代でも,それなりに家にお金がある方が大半です。
国の留学支援とか特別待遇があれば別ですが。

これまで長い間,多くの日本人がそうだったように,たとい移民になろうにも,
先立つお金が全くないという方は多いと思います。
外国であれ,日本国内であれ,その土地を離れたくても先立つお金がないのです。

20年も前に,中国の移民船が日本に違法上陸しましたが,
その移民は,蛇頭という問題ある組織に,100万円以上払っていると聞きました。
経済成長前の中国ですから,そのような大金はどうしたのかと,不思議です。

孫正義さんは,国籍をコロコロ変えているそうですが,
そうした方は,本来力がある方だからです。


【移民のこの民族は実は保護されるべきか?】
アメリカには,19世紀後半から20世紀前半まで,ある移民が急増したとの記録があります。
1840年の米国には,1万5000人しかいなかったのですが
1861年には,10倍の15万人,
そして1923年には,なんと350万人にも達していました。
(350万人でも,米国内では少数民族に分類されています。)

しかも驚くことに,その民族による雑誌刊行のすさまじさです。
その民族についての米国の年鑑(1937,38年度版)によれば,
1879年から1935年までについて,
その民族(移民)が米国で刊行した雑誌の数はなんと155誌にも及ぶそうです。
っていうか、当時の欧州の新聞社は、その民族がほとんど手中に収めていたとのことです。

    如何に起業が自由な米国だったとはいえ,
    雑誌社等を立ち上げるのは,並大抵のことではないはずです。
    今のように,パソコンも家庭用プリンターもなく,印刷機は高額だったはずです。
    しかも移住先の外国で,です。→後注)後注2)

    勤勉なために米国で排斥されたと言われる日本民族でしたが,
    こんなおびただしい数の雑誌刊行ができるというのは,
    移民は移民でも相当な大金持ちであり,
    今風に言えば,ホリエモンとか孫正義とかの類かもしれません。

    少なくとも現在の日本の経済感覚から想像するに,
    年収2000万円から3000万円クラスの方なのではないか??
    と思ってしまうほどの高レベルの民族です。


【結語】
このように,「弱者だから」「少数者だから」「移民だから」保護せよ
という言説は,少なくとも眉唾物と思うべきです。

むしろ,
本当は力がなく弱いから真面目に働き,長年かかって小銭が持てるに至った
本当は力がなく弱いから集団で群れている,
本当は力がなく弱いから生まれた土地を離れることすらできない
が真実の姿なのではないか?

この裏返しとして,
実力があるからこそ,逆に被害者づらもでき,少なくとも被害者の側面を前面に押し出して強調することもでき,
実力があるからこそ,単独でも生きていけ(群れる必要はなく)
実力があるからこそ,世界中何処にでも行ける
のではないか。


    後注)
    その民族のある青年は,移民の子として1858年に米国で生まれ,
    21歳時の1879年にチャタヌーガ・タイムズ主筆,
    1896年には,当時赤字にあえいでいたニューヨークタイムズを買収したとのことです。

    米国ピ●●●ッツァ●賞のピ●●●ッツァ●という大物も、その筋です。


    後注2)
    その民族の先達,同胞に激を飛ばして曰く,
    「お前らは,何事をぺちゃくちゃ語り合っているのだ。
    お前らは,全世界の新聞を手に入れてしまうまでは,決して気の利いたことはできないのだ。
    これを手に入れてしまえば,一切の計画は自然に実行に移すことができるということを断じて忘れるべきでないぞ」と。

    恐ろしい執念です。


    【参考:少数民族による資本主義と共産主義両建主義の実践】

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