1201 最高裁家庭局や家庭裁判所の限界 モラル・ハラスメントを扱えないこと/婚姻費用の重要性

家庭裁判所の根本的な限界は,モラル・ハラスメントを適切に扱う役割を果たせないことです。

    中学校のいじめがなくならない原因や背景と結局似ています。

    いじめの場合,学校の先生方は大抵見て見ぬ振りをします。
    悲しい結末の上でも,「いじめだとは認識していなかった」,で終わりです。

    多くの生徒さんを抱える先生としては,いじめる側の生徒(多数派)の親御さん達の意見も配慮せざるを得ません。
    モンスターペアレントだっています。

    たった一人の生徒であるいじめられっ子は,どうしても「見ない」ようにします。
    少なくとも多くの生徒さん(いじめる側)との比較で,小さく見られます。
    40人のクラスであれば,いじめられっ子は1/40の割合でしか意見を聴いてくれません。

    それでも,例えば殴られて怪我をさせられたとか,お金を恐喝されたとか,明白な証拠がある場合は,まだいじめられっ子の意見を聴いてくれるかもしれませんが,
    その場合でも,多数派の意見をも聞かざるをえず,とりわけ(モンスターの)親の意見が入ってくるので,言い逃れ等をされやすくなります。
    結局うやむやにされてしまうと思います。

裁判所は,中学校の場合とは少し違いますが,
当事者を公平に扱う立場という点では,少なくとも証拠がない限りは
両当事者を区別した,要するに,モラハラ被害者を優先した取り扱いはできません。

なお,DVの場合は,対処が比較的実現できた方ですが,
それは,暴力の場合だから,怪我の写真や医師の診断書という証拠が残せる余地があるからです。


【モラハラの巧妙さと家庭裁判所の限界】
モラハラは違います。
それは巧妙にやられます。証拠も残しません。
しかも多勢に無勢です。つまりは口裏を合わせた嘘の証言すらできます。

モラハラとは,精神的な圧力であり,道徳をカサに着た嫌がらせ等のことです。
法律未満の手段を使うことにより,(法律を迂回して)法律以上の効果を上げようとする点に核心があるのです。

    以上に関し,分かりやすい典型例が,小保方さん事件です。
    法律には規定がないにもかかわらず,学者という狭いムラ社会のオキテ,つまりは部分社会の偏狭なルールをテコにしてする一斉攻撃。
    マスコミ達が一斉に取り上げて連日連夜徹底攻撃する。
    そして笹井さんは自殺,小保方さんは学会の追放。。
    ・・・・小保方さんは最初の記者会見でも正直に「あと100年かかる」と言っているのです。

    「法律未満の手段により,(法律を迂回して)法律以上の効果を上げる」というモラハラの定義にそっくりあてはまります。

だから,証拠もない,むしろ多勢に無勢の中で,モラハラを指摘しても
裁判所は,何の機能も果たしてはくれません。
裁判所は公平なので,両当事者や関係者の意見を平等に聴く危険が高いのです。
「平等に聴く」とは,結局多数派の意見を採用することと同じです。

中学校のいじめと先生の無機能振りと一緒です。

天下の最高裁家庭局といえども,結局何もできません。


【だからこそ,婚姻費用(特に仮払い)】
唐突に聞こえるかもしれませんが,
それだからこそ,婚姻費用の裁判は重要になります。

これは紛争の中では,時期的に最初にやれる裁判なので,先手必勝カードになります。
とりわけ婚姻費用の仮払いは一層重要です。

一定限度にすぎないかもしれませんが,モラハラ防止や抑止,軽減効果があります。
家庭破壊工作を少しでも食い止める効果があるかもしれません。
化膿を防ぐオキシフル,あわよくばバンドエードのような機能です。

相手からの嫌がらせを含む様々な夫婦家庭の出来事から,一歩抜け出して
真っ先に生活費の確保ができるのです。
お金の確保をしてから,様々な嫌がらせ問題に対処するのです。

これは,何度言っても足りないくらいのことです。

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