1185 しゃべらないで通用してきた人達(民事訴訟では負ける)

日本特有の問題なのではないかと私は思いますが,
日本では,一般に黙っていると得をするのではないか?

いつも口数が多いわけではない中,
何か起こったとき,いくら尋ねられてもじっと黙っている。
議論には乗らないし,
業を煮やした質問者が半ばキレかかって,強い非難の言葉を言われても言い争いもしない。
(もちろん,周囲の質問者も,殴ったりはしないだろうが。。。)

かといって,自分の方からはその場を離れるという逃げることも絶対にしない。
ただじっと黙って嵐が過ぎ去るのを待っている。何時までも何時までも。。。
・・・・この最後がポイントかもしれない。

こうした場合,周りの人は,時間がもったいないので,
「もういい,こちらで適当に処理する」となるのだと思う。

それで得してきた人が日本にはそれなりにいるのではないか。


【弁護士依頼でやられるとこまる】
法律家は,弁護士のみならず,一定の時期に同じような事件が重なるということがあります。

私は,2016年にこのタイプに3人あたりました。
事案は口が裂けても言えません。

相手方当事者ではないのです。
自分を依頼してきて,この態度は困ります。

3人とも夜中まで質問を重ねたりしたこともありましたが,結局思うようには答えないんです。
もちろん,ここは答えられるはずだとの長年の経験や直感に基づいて,尋ねています。

しかも答えないということは,訴訟等で,予想だにしない結論になったり,
私に対して答えないとなると,裁判所に直接聞いてもらうしかなくなります。
すると,絶対に負けるので,可哀想かなと思って,予め繰り返し聞いているのです。
私は,法律家としての経験は長いので,考えられる事態は全部想定しつつ問い尋ねます。

私としては,よく聴いた上で完全に見通しを説明したいという思いもあります。

でも嵐が過ぎ去るのを待つかのように,夜中になっても帰ろうとせず
(3人中2人は家が遠い)
質問をただ神妙な顔をして聴いている(ようにみえる・・・・実際は分からない)が,決して答えず,口答えもせず,喧嘩にもならない。
自分からは決して帰ろうとはしない。こちらがいいというまでは朝5時6時でも(次の仕事まで),帰らなかっただろう。

こうやって,周囲が気を利かすのを待っているのだと思う。
(喧嘩になったりは絶対にないが,だからこそ困りものなのだ。)。
こちらがもう良いというまで帰らないということは,こちらが何かをしなければならない危険が増える。
結局彼が得をすることになる?

でも,裁判では通用するはずがない。


【これからはお帰り戴く(つもり)】
夜中まで質問したのは,1人1回だけではない。
少ない人で1回,多い人で3回はある。
夜中までではないが時間を掛けたのはまだほかにもある。

私は昨年度3人,全く同じタイプの方に当たったので,
今後は早めに切り上げたいと思っています。

弁護士の若手の方は,1人や2人は経験してみるとよいかもしれない。

カテゴリー:弁護士民事裁判事務所経営

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