1152 裁判所のポリティカルコレクトネス

今回のトランプ勝利は,
米国の行き過ぎた民主党のポリティカルコレクトネスに,米国人がほとほと嫌気が差したということです。

クリスマスを祝うのは,イスラム教徒や他教徒(少数者)に迷惑だから止めさせたというのですから,すごい話です。

またテキサス親父が,かつて言っていたのに,
日教組ならぬ米教組(江崎道朗さんの言う,ニューディール連合/エドキンテルン)
は,「お母さんが子どもに,寝る前に本を読んであげるというのは止めましょう」というのです。
「何故なら,お母さんのいない子だっているのですから,可哀想です。」と。

こんなのを聞くと,無茶苦茶違和感があり,なんとも言えず,ムカムカしてきます。
何と表現して良いか分からないくらいに,もやもやいらいらします。


【裁判所のポリティカルコレクトネス】
以前,九州の裁判所に勤務していたとき,内部昇進試験に関しこんなことをのたまう職員がいました。
今では大変に出世して幹部職員になっている方です。

毎年恒例のことですが
ヒラ職員が,専門官(公証官)たる書記官の昇進試験を合格し,東京・埼玉の研修所に1年程度の研修を受けるのに旅立つことになった。
合格者に対しては,関係職員は,お祝いの会を開きます。
裁判官も参加してお祝いします。

    なお,この内部昇進試験は,極めて狭き門ということではなく,ある程度勉強すれば,遅かれ早かれ大抵合格できます。裁判官や上司の書記官も勉強会を開いています。
    大昔の司法試験のように,試験の合格不合格が天と地ほど違うという話ではない。

しかし,職員は皆お祝いはすれど,幹事一人の最初と最後の挨拶でお祝いの言葉があった程度。
誰もお祝いの言葉を述べない。
むしろお祝いされる対象者はそっちのけで,皆好きなだけ喰い,仲よしと話しあっているだけ。
その対象者が一人ぽつねんと長い時間をさびしく過ごしている。

私は,後に出世した当時の書記官に言いました。
「何故,対象者を誰もお祝いせず,一人にしておいたりするの」
すると,答えて曰く,
「昇進試験に落ちた人だっているのだから,そんなことは我々はしない」

    私は,はぁ~?と思いました。

    お祝いはお祝いです。
    落ちた人もいるかもしれないけれども,それは,本当に仲よしの人がそっと励ましてやっても良い。
    頑張れば誰でも受かる試験だから,むしろこれを励みに来年度合格したらよいだけのこと。

    みな同じ職場の仲間なのだから,不合格者だって,合格者にお祝いの言葉をかけたって良い。
    1年程度合格が早い遅いで,上司部下の関係になったりなんていうこともない。
    その後の10年20年の努力で幹部になるかどうかが決まる程度の話だ。
    生涯賃金の差が,それで決まるなんてこともない。結局10年20年の努力の有無だけだ。
    1年遅かったからといって,それで差ができたりするのではない。

しかもその発言をしたのは,後に幹部になった人だ。
幹部としては,組織全体を見渡して,裁判所が未来永劫に存続発展させていくような視点も必要だ。
もし万一組織全体が堕落してしまえば,多くの職員にとばっちりが来る。

組織全体にとっては,昇進試験の合格は喜ばしいことになるはずだ。

なんで,そんなに妙に感情的になるのか。
むしろ広い心を推奨すべきことではないのか。

これって,裁判所におけるポリティカルコレクトネスだよなと思いました。


【やはりさよくは変な考え方をする】
さよくは,国を分断させるのが仕事なのではないかと言われています。

クリスマスの祝いだって,別に少数民族に参加を強要するのではない。
他の宗教信者は,その宗教儀式をしたらよい。
それぞれが信仰上の幸せを求めたらよい。

母親がご本を就寝前に子どもに読んであげるというのは,他の子に迷惑を掛ける話しではない。
母のない子には,ない子なりの,別の配慮をしてあげたらよい。
そもそも「将来温かい家庭を作れるようになりたいね」というようにそれとなく励ましていく必要もあるはず。
お母さんがおらず,本を読んで貰えなかったさみしかった子どもさんは,大人になったら,それを愛する子どもにしてあげたらよい。

    さよくの発想は,とにかく可哀想な子がいる限り,
    全ての親は,子どもに本を読んであげてはいけないことになるわけだ。

    親がいなくて,本を読んで貰えなかったからこそ,自分の子にはそれをしてあげたいと思っても,さよく思想によれば,それはNGになる。
    だって,その時も,やはり親のない子はどこかに必ずいるはずだからだ。

    永遠に「本は子どもに読んであげてはいけない」ことになる。

こうして親子の絆を,必要以上に広範囲に,そして永久に切り裂いていくことになる。

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