1040 中西輝政「安保右翼・歴史左翼」をあぶり出せ/70年安倍談話の舞台裏+反日教科書と検定委員の人選

今回の三時間討論は,必見です。
三時間目がいわばサマリー的なので,せめてこれだけは閲覧して下さい。

中西輝政教授の分類法,そして安倍談話の舞台裏,そして教科書検定をする検定委員の人選等々,重要な一回です。


【ナショナリストかグローバリストかはもはや古い?】
①英国のEU離脱,
ドイツのAfD(ドイツのための選択党)の大躍進・いきなり61議席獲得(メルケル地盤を撃破),
③フランスの国民戦線FN(得票率40%以上で,過半数にも届く勢い)
④米国トランプ現象など
から言われるように,また馬渕睦男元大使が,よく使われる説明として,
「ナショナリストかグローバリストか」というのは,
世界中で起こっている現象です。

グローバリストは,国際主義とも言われ,1つの世界という標語の下,
他国に干渉して,あるいは民主化と称して転覆工作をし,最後はその国家資源を合法的に収奪する,ハゲタカファンド方式です。
中西先生の言葉では「国際干渉主義」がより正確です。

ナショナリストは,愛国者プーチンのように,
ロシアを蝕む外資をたたき出したという意味で,グローパリストには嫌われるものの,
ロシアでは国民的英雄です。

なお,グローパリストは,前にも述べましたが,
金融資本家等でありながらも,人権派の左翼(移民保護派)を巻き込んで,
また左翼に親和的になりやすいマスコミを取り込んで総攻勢をかけるので,
ナショナリストがどうしても悪者にされるようです。
ヘイト法が各国で制定されているのもそのせいだとも。


【中西教授の「安保右翼・歴史左派が最も厄介だ」】
ただ中西先生によれば,
この分類で,「果たして安倍政権はどちらか」という捉え方も良いけれども,
むしろ,日本の戦後占領期以後の特殊性に鑑み,
日本のメジャーな勢力は,「安保右翼・歴史左派」だ,
しかもこれが最も厄介であり,相矛盾するものを取り込んでいるので
揺れやすく,あるいは米国に流され,あるいは逆に中韓におもねる形にもなる。
「例えば支那の脅威が増した2010年以降,安保法制の機運は高まっても,歴史左翼だと,結局戦後を作った米国の歴史観になり,米国依存になりやすい」

「米国による戦後の調査で,日本を分類すると三種類ある。
1愛国保守 2中道的な大衆 3共産党で培った強固な左翼」
「1は公職追放する。2は気持ち等は弱くて揺れやすいので,3と組み合わせて3によって2を支える形をとることにした」→後注)
「そうして現在において,2に該当・行き着いたのが,日本の中心勢力の安保右翼・歴史左派だ。」
「それは日本人,そして実は自民党内にも多い。」

安保右翼・歴史左派は,結局先の二分類では,グローパリスとに流れてしまう危険があるというのだ。

先の2分類法を繰り返し著書で示されてきた馬渕大使も,
最後は,この用語法を用いて,締めくくっている。

    安倍政権も当初の志がいつの間にか後退している感を多くの方が感じているのは確かだ。

    自民党内には,安倍総理の方針とは違う,
    むしろどの国の政治家かよという方もいるようで,
    よく政権の足を引っ張っていることもよく聞く。

    共産党ならまだしも,自民党議員でこれでは。

今後,安保右翼・歴史左派のあぶり出しが喫緊の課題になるのでしょうね。


【70年談話等の裏舞台】
中西先生はまた,
戦後70年安倍談話の舞台裏も説明されています。

私も,当時,一歩も二歩も前進した70年談話の内容には,画期的と思いましたが,
他方でなぜ,こんな間違った歴史観も挿入したのかという部分もありました。
当時としてはここまでが限界なのかと思いましたが。

    ただ,お話等から察するに,
    それでも70年談話は日本人からは画期的と評価すべき箇所があった。
    ところが,それが逆に米国からは歴史修正主義だと言われかねない箇所となった。

    だからこそ,昨年末の日韓合意の押し付けで,その前進した部分まで消し去られてしまったのではないか。


【教科書検定の検定委員の選任方法】
何故,間違った歴史認識をひたすらぶちまける反日歴史教科書が文科省の検定を通るのか。

それが,中西先生の説明で,謎が解けました。

平成の公職追放をすべきです。
逆公職追放,ブーメラン追放!


    後注)
    そう言えば,安保法制や支那船籍の侵攻が盛んになった時に,
    共産党が民主党に共闘を呼びかけてきました。
    失敗に終わりましたが。

    揺れ動く中道の民主党を,強固な左翼がガっちり支える・・・・
    これは,共産党が,中西先生の説明された米国セオリーを忠実に再現したものにほかならないとみることもできると思います。

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