1037 今さら聞けない 通名,二重国籍問題 要は単一性原則違反

名前がいくつもある,国籍が複数ある,
別にいいんじゃない?とのたまう方は多いですし,
むしろ真面目に生活している日本人であればあるほど,
逆にそう思うかもしれません。

人は,自分が悪いことをしたことがないと,他人もそうだろうと思う傾向があるとのことです。

    ただ,ならば,なぜ,戸籍上の名の変更,氏の変更如きで,
    一々裁判所で審査を受けなければならないんでしょう。


【通名・二重国籍問題の核心は,単一性の原則違反】
会計学の重要原則で,単一性の原則というのがあります。

    株主総会提出のため、信用目的のため、租税目的のため等種々の目的のために異なる形式の財務諸表を作成する必要がある場合、それらの内容は、信頼しうる会計記録に基づいて作成されたものであって、政策の考慮のために事実の真実な表示をゆがめてはならない。

    要は形は変わっても,元は1つ,真実は1つです。

基本中の基本原則です。
会計学は,会社の財産状況と収益状況を詳らかにして,投資家の判断を誤らせないという目的があるので,表記法や形式のあやを利用して,投資家をごまかすようなことは絶対に許されないのです。

    日常生活で喩えるなら(かつて大学の授業で教わりました。),
    甲野太郞さんは,家に帰ると「お父さん」です。
    会社に行くと,○○商事の代表取締役です。
    地域の100キロウォークの会では,副会長です。
    そして今年は××小学校のPTA会長です。
    というように,いくつもの顔を持つことがある。
    呼び名もそれぞれ違ってくる。

    しかし,この例の場合,社会は,それらが皆甲野太郞さんがやっていることが分かる話です。
    これは,ペンネームや陶芸等の雅号を持っている場合も一緒です。
    △▽画伯と言われていても,甲野太郞さんです。

    これらは要するに,「△▽画伯こと,甲野太郞」でしかないのです。
    すべてが,戸籍等の公的証明によって,甲野太郞に収斂できるのです。

    これが単一性の原則です。

通名や二重国籍は,この趣旨に反する危険性が高いことは直感で分かるはずです。


【別人格・別法的主体を持つに等しい(通名の場合)】
1つの人格に収斂できるかどうか,これにつきます。
単なるペンネームとは全然違います。

ところが,通名の場合,
甲野太郞さんが,通名の乙野三郎を別に持って,住民票登録ができるとなるとどうなるか。
正確には,かつてどうだったか

特定国人の場合,
甲野太郞に収斂されない独立した名前である通名乙野三郎を持てたようですので,
乙野三郎だけが載った住民票を用いることができます。
すると普通世の中では住民票だけが一人歩きするので,
甲野太郞と乙野三郎という二人が世の中に存在するかに等しくなります。

    二人どころか通名変更の度に,別の人格ができるような話です。
    つまり別人名の口座が作れるのです。
    例えばUFJ銀行では,日本人が1口座しか持てないのに,特定外国人の場合,通名とその変更を認められると,変更毎に口座開設ができるので,5つでも6つでも持てる。
    すると財産隠しもでき,結果生活保護までも受けられることに
    以前の通名で作った口座に隠しておけば,生活保護課にはばれない。

    別人名通帳を駆使すれば,課税逃れも,いくらでもできますよね(できましたよね)

会計で言えば,粉飾が可能になります。

甲野太郞に収斂できない結果が多発してきたということです。


【別人格・別法的主体を持つに等しい(二重国籍の場合)】
二重国籍も,蓮舫さんの悪意善意は別として,これと同じです。
(蓮舫さんは,日本で支那名を名乗っているのですから逆に正直のニオイがします。
台湾と言っている点は気に入らないけど,嘘はついていないのではないか)

A国では甲野太郞,B国では,金平平であるとき,
A国では甲野太郞に収斂できない,
B国では金平平に収斂できない事態が起きます。
少なくとも日本ではそれが起きてきたでしょう。
とりわけ,両国が反目している等の場合には,情報共有は無理です。

こうして甲野太郞と金平平が別人として堂々と活躍,
はっきり言って,暗躍が可能になります。

    良い例ではないかもしれないが,例えば,
    B国に輸出してはいけない兵器転用可能品目を,
    甲野太郞としてA国で買い,輸出が禁止されていないC国にいったん持ち出す。
    そしてC国から,別人としての金平平としてB国に持ち込んだら,輸出規制にかかるのか?

    A国は金平平が甲野太郞であることを把握していなかったり
    (B国には戸籍等がなかったり,信頼がないものだったり)
    A国国籍取得後も未だにB国の国籍を持つ金平平が存在するとは思っていない,つまり
    もはやA国登録当時の証拠を一々残していないかもしれない。


【法規制は技術的にはたやすいが・・・・。】
これらは,いずれも法改正や罰則を設けることなど,
やる気になれば直ぐにできることなのですが,
それで利益を受けている人がマスコミや,小金稼ぎのコメンテーターを使って
「問題ない」の大合唱をするので,
一般の忙しい真面目な方は,「どっちでもいいんじゃない」
で終わる。
民意を形成できない。それがいちばんの問題。

    通名問題も,例の特定外国人コメンテーターらが,議論を混ぜ返しつつ
    必死に抵抗していたブイがYouTubeに多く残っています。


【会社法人設立だって大変なのに,簡単に通名・二重国籍認めんな】
日本人は,氏名の変更ですら,家庭裁判所の厳しいチェックを受けます。

そして日本人が,会社を設立するのも,一苦労です。
最近は要件が緩和されましたが。

法人設立とは,個人の財産と会社の財産が別になる,法的主体が別になることです。
先の例では甲野太郞さんと乙野三郎さんが二人いるような形を,正々堂々と取る手続なのです。
だからこそ,会社設立には社会に迷惑をかけないよう,あらかじめ厳しい要件を課しているのです。

正式に会社という別人格を取得した場合でも,後に公私混同が多すぎると,
法人格否認と言って,会社という別人格を否定して,もとの個人に収斂させる法理論さえあります。

また,それでなくとも,ある会社を作った後に,その会社の分割や関連する新会社を設立した場合,
連結決算をしなければなりません。資産隠し等は許されないのです。


【そもそも本当に不誠実】
通名や二重国籍で使い分けるなんて,不誠実の極みではないでしょうか。

相当若い頃,所謂女性のいる飲み屋に,友達に連れられて何度か行ったことがあります。
若い頃は,社交辞令も知らないので,どうせ飲み屋の女性だと思って(失礼!),
半分冗談,半分テキトーにあしらう態度を取ったことがあります。

女性が丁寧に「お名前は何と仰るの?」
私は「佐藤です,いや鈴木です。間違えました,小林です。」
と何度も言い直し,しかも全部本名ではありませんでした。
(なお,たとい本名でなくても,田中なら田中でもって最後まで押し通すならまだよいでしょう。)

その飲み屋の女性は怒ってしまいました。

当たり前です。たとい飲み屋で小一時間,与太話をするだけであっても,失礼は失礼です。

その時は本当にごめんなさい。

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