928 民共の共闘が拙いわけ 支持を得られないわけ

日本の民進党は,変わっていて,
少し混乱し易いので,ひとまず置きますが,
実は,一般の社会主義政党と共産党は,やはり違いがあります。

両者は,左派という概念でひとくくりできるかにも見えますが違います。


【法の支配を尊重するか,革命を目指すのか】
共産主義とは,革命を目指します。
資本主義を倒すためには,日本の制度全体を変える必要があります。

安倍政権を倒しても,それは政権が変わるだけです。
安倍総理が退陣しても自民党政権のままのときもありますし,
別の政党が第一党になっても,必ずしも国家制度のベースは変わりません。
日本の国家制度そのものの解体ではありません。

しかし共産主義,共産党だけは,違います。格別の存在です。
既存の国家制度そのものの解体を目指します。
天皇制解体は言わずもがな,日本国の制度のありとあらゆる全てを解体します。

    しかも現行憲法は完全に破棄され,基本的人権は仮に残されても共産党が認める限度になります。

    自衛隊は解体され,代わりに共産党自前の軍隊が組織されます。
    人民解放軍です。しかも中国共産党の人民解放軍の下部組織になるでしょう。
    (ただし,志位委員長によれば,今の自衛隊は当面は生かすそうですから,政権奪取の折は,そっくりそのまま人民解放軍に転用するおつもりかもしれません。)



ここで最も問題なのは,それに至るための方法論です。
共産主義は,革命主義です。
革命とは,暴力威力を用いて,政変を起こすことです。
フランス革命をみて下さい。流血を厭いません。
民主選挙や裁判による人権救済の方法論とはおよそ無縁です。

    なお,革命と「革命的」とは違います。
    後者は「本当に斬新なアイデア」というくらいの意味だったりしますが
    革命とは,もろに暴力で国家体制の転覆を目指すことです。


【一般リベラルは法的なルールを守る】
以上に対して,普通の左派のやり方はルールを重んじます。
憲法や民主主義の手続,裁判の基本となる法の支配の原理,人権尊重の原理を維持した上で,
正当な法の手続に則って,社会主義を実現していく手法
です。

ですので,民主選挙や裁判制度に則った礼儀正しいやり方を取ります。
暴力革命の手法は採用しません

    なお,昨年の平和法制の国会乱闘や
    セクハラやったろうの津田弥太郎議員による女性議員性的暴行事件も,本来の一般左派は絶対に認めません。


【共産党曰く「一般左派なんて空想社会主義だ」】
高校の歴史の教科書を開いていただければ出てきますが
共産党は,登場当時,それまでの社会主義政党を
「科学性のない,単なる空想の社会主義にほかならない」と
完全にこき下ろしています。

「そんなヤワなやり方ではだめだ,労働者階級独裁だ。革命だ」
というのです。


【被災地で,いの一番で政治活動をする共産党】
このように,左派といっても,一般左派政党と共産党は全然違います。

なお,日本でも,戦後は共産党の暴力事件が多かったですが,
今はかなり大人しいので,誤解される方も多くなったかもしれません。

ただ,本年4月の熊本大震災をみて下さい。
いの一番に被災地に行って,困っている被災地の方を救援するのでもなく,
彼らの前で政治活動をして共産主義をアピールしているのです。
・・・・これでは,印鑑商法や,霊感商法と何ら変わりません。

ついこの間も,共産党員は,小学校低学年の児童をつかまえて,
「戦争になるぞ」と,脅して署名集めをしたとのことです。

このように,彼らは,社会生活上の当然の道徳心とか
基本的なルールというものを完全に無視しても平気である感が否めないのです。

これを単なるフライングとみるか,本来の姿(を小さくしたもの)とみるかは,実は重要な視点だと思います。

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