924 憲法9条2項改正,国連決議を条件としてはならないわけ。集団安保との差異

問題の多い憲法9条2項についての改正方法に関する話題です。

小沢一郎さんや,旧民主党系の議員さんの中の保守派の方達でしょうか(?),
日本国の防衛のため,憲法9条2項をどう改正したらよいか
について,国連決議を国権発動の要件とすべきだというのが根強くあります。

これは,一見すると,
「これでいいんじゃない」と思いやすいかもしれません。

しかし自民党保守派等の改憲論者は,このような議論はしません。
昨年の平和安全保障法制定からしても,
むしろ集団的安全保障をより充実させるという発想だと思います。

これら2つは,一体どこが違うのでしょうか。


【両説は,むしろ正反対の考え方】
実は,国連決議説と,集団安全保障説とは,全くの正反対の考えです。

国連決議とは,拒否権をもつ常任理事国5大国の決議とイコールです。
5大国とは,米英仏のほか,ロシアに中国がいるのです。
否,「米英仏露のほか,中国もいるのです」と言った方が正確かもしれません。

国連決議で可決されて初めて,日本が交戦できるとなれば,
中国が拒否権を発動すれば,日本は中国とは交戦できません。
多分、永遠に。。。



これに対し,集団安全保障型というのは,
NATOのような欧州共同体に基礎を置くものです。

集団安全保障とは,常任理事国の拒否権の壁に対するアンチテーゼとして発明されたものです。

常任5大国は,拒否権を持つために,
5大国の1つが小国を攻め込んだ時,小国が国連決議を求めても救う手立てがない。
だからこそ,5大国に対抗して,その余の小国がスクラム組んで,攻め込んでくる常任理事国に対抗するという考え方

このように,全然違う。


【国連決議説は媚中派?】

このように,国連決議を条件として初めて交戦を認めるとの説は,
5大国の中国が攻め込んできても戦わないと覚悟を決めている変わった説だということが分かると思います。

    実は,安倍政府を中心とする今の流れは,
    アジア集団保障体制の確立です。

    中国が拒否権を持つ国連決議にたよるのではなく,
    むしろ多くのアジア小国が中国包囲網を敷く集団体制です。

あなたは中国の奴隷になってもよいですか。

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