904 省庁地方移転は,転勤のない初級公務員改革から

度々,省庁地方移転の障害となる原因について述べてきました。

問題の都市調整手当(東京20%加算)ですが,
関連して,初級公務員問題があります。


【転勤免除の初級職等】
公務員のしきたりでは,初級公務員クラスを中心に
役職のないヒラを転勤させることをしないとされているのです。

結局,大都市採用の初級職で,
しかも生涯昇進試験を受けない方等は
都市手当(東京なら20%)をもらい続けるワケです。

ですので,省庁の地方移転をしようにも,
初級職は,当然「転勤をさせられない特権」(仮称)を行使することになります。

    「手当が欲しいのではない,転勤が不当なんだ」
    「前例もない!」
    との言い方をするでしょう。

すると,中級上級公務員や幹部職員等も,初級職の主張に相乗りするでしょう。

結局,省庁の地方移転は,職員全員が合法的に?反対できます。



【初級職はエリートか?】
私の家は,貧しかったので,
姉2人は,高校しか行けませんでした。
就職に有利な商業高校に行きました。
二人とも,首席で卒業して,大手銀行に就職しました。
姉達の時代でも,大手銀行では,女子行員も大卒が主流になっていました。
高卒採用は,高校首席でかつ学校推薦がないとだめでした。

その上で言います。
公務員の方は,皆国家権力を担う方です。
初級職ももちろん例外でありません。
名だたる多くの有名企業のエリート達をも従わせることのできる立場なのです。

彼らは,せめて私の姉のように,高校首席でしょうか。

日本で権限を持つ仕事に就くためには,
厳しい試験に合格する必要があるのは勿論,その上で大変な実務訓練の苦労もあります。
何か問題があると,資格を簡単に失います。

にもかかわらず,この日本では,
なぜ公務員だけ,たかが高卒の初級職なのに幅を利かせられるのでしょう。
何故世の人の上に立つことができるのでしょう。
しかも嵐が来ようが、何があろうが,定年まで勤められる。

せめて,公務員は大卒(資格)以上,
初級職は廃止,中級職と上級職(と特別職)に限定する
のが正しいと思います。

    各種資格が益々ハードルが高くなる中,
    そんな有資格者をもあごで使える公務員様だけは,
    高卒でもよいとか,
    学校推薦も要らないとか,
    少し訓練すれば誰でもできるクイズやパズルのような試験を通ればよい
    それだけで40年間も国家権力者だ,
    とかいうのは,余りにもおかしいのではないか。


【初級職は自らを弱者とするが】
初級職は,公務員世界では確かに格下です。
でも,それだけに,逆に組合により強く保護されているのです。
人事院勧告もあります。

役職なくても最後には月50万円程も給与を貰え,
退職金を3000万円も貰えるのに,
しかもそうした初級職は転勤すらもないのに,
なぜ弱者なのでしょう。

日本には,最下層の初級職の足下にも及ばない困窮した人は余りにも多いのです。

日本の社会に向けて,「私は最下層の弱者です。虐げられています」
などとはいえないのです。


私は,初級職は廃止(中級以上に限定),
公務員は大卒か,大卒資格を有する以上の者でないとなれない
とするのが正しいと思います。

そうすれば,転勤拒否は出来なくなり
省庁の地方移転は進めやすくなります。

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