844 小保方も「子ども2人産む」発言の校長先生も不都合なら抹殺口封じは,法の手続無視の暴力

大阪市校長先生の講話です。

とっても良い内容です。


ところが,このように,男子にも女子にも子育ての大切さを説き,
「子ども2人以上産んだ女性は無料で国立大学へ」
と,至極もっともなことを述べた大阪市の校長先生が辞職に追い込まれました。

マスコミは,とある傾向のある勢力の意見を採用したのでしょうか,
例によって,一方的かつ一斉バッシング。
実におかしい話ですね。

    校長先生が1つの意見を一方的に押し付けるものだとして非難して辞職に追い込むマスコミこそが,まさに1つの意見を一方的に押し付けるものです。



実は,STAPの小保方さんの場合もまさにそうでした。
STAP発表を待ち構えていたとしか思われないほどの手際の良さで
即座に内部のネット批判が出,
かつそれきっかけに,日本分子細胞学会が1か月余りで,
理研を突き上げるかの圧力的団体行動を仕掛けると,
マスコミは,とにかく一方的なバッシングで,小保方さんを葬り去りました。

両者に共通しているのは,意見や議論を封じ込め,抹殺すること,
裁判所等の法的な手続を回避すること,です。
我々弁護士が許せないのは,まさにこうした法律上の適正手続の違反についてです。

法律の手続を通さない,意見を言わせないようにするのは,リンチ(私的制裁)といっしょです。

    リンカーンの昔の白黒映画には,ちゃんとリンチと法の手続の話が出てきます。

    ある被疑者に対し,犯罪に怒った住民が,
    被疑者をリンチにかけようと,大勢で家に押しかけます。
    リンカーンは家の前に立ちはだかって,
    リンカーンすら殺しかねないいきり立った民衆達に言います。
    「私も,彼がやったのだと思っている。極悪な犯罪だ。」
    「しかし,どんな被疑者も,適正な法の裁きの手続を受けるべきだ。
    弁解や発言の機会か与えられるべきだ。」
    として,被疑者をリンチから護ったのでした。

    その後結局,逆転無罪を勝ち取りました。
    被疑者は犯人ではなかったのです。

    なお,米国の最高裁の建物には,
    Equal Justice(=両当事者が保障される等しい正義)
    と大きく刻印されています。
    日本風に言うと「法の下の平等」と味気なくなりますが,
    米国最高裁の理念は,もっと崇高な理念にたっているかです。
    紛争や事件の当事者双方の正義を平等に聞き届けて,判断を下す
    との考え方なのです。



マスコミや一定の勢力が一方的にバッシングし,
しかも社会的に抹殺して,もって相手の言論や意見を封じ込めることは,
法律の立場からすると,一番やってはいけない事なのです。

今風に言えば,テロです。粛清です。

適正手続違反ないし法律違反が反知性主義であり,
かつ自由と民主主義の最大の敵であることは言うまでもありません。

示唆に富む文献:
八重洲イブニングラボ(会員制)は,
第28回江崎先生の講演は,
点と点が線でつながり,線と線が面となる,大変よい講演です。
(オーディオブックは2000円)

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中