839 相模原児童相談所 虐待が義父なら親権者でも区別せよ。もはや刑事告訴を(一般予防の見地)。

相模原の中学生自殺は,本当に痛ましい事件です。

目に見える虐待があって何度も通報もうけ,
しかも当の中学生本人も何度も養護施設入りを希望したのに,
それがかなわなかったという。

    こうした虐待があっても,警察は実は動きにくい。
    家庭内の問題として片付けるのだというと,警察には失礼になるが,
    要するに,父親らが子どもにとって経済面等で必要不可欠な場合には,
    ただ父親を逮捕勾留,刑罰に処すれば済む問題ではなく,
    家庭内に踏み込んでいくのは,どうしても躊躇されてしまう。

    中学生の子どもが,民事等の裁判を起こそうとしても,
    経済的に無理があるのみならず
    (そもそも虐待の父親に経済的に依存)
    提訴にあたっては,親権者が法定代理人として名を連ねる必要があったりと,
    本当にハードルが高い。
    (義父の暴力の場合,母親は再婚の夫に気兼ねしてしまう。)

    何よりも,関係性が近すぎる中,更なる報復の可能性も含め,
    うかつな手段をとることが出来ないわけ。

そうだからこそ,こうした場面では,
児童相談所による活躍が期待されているということなわけです。

私は相模原児童相談所を弁護するわけではないけれども,
こういう虐待の父親ほど,虐める対象を手元に置いておきたいのか,
親権を振りかざすのです。執拗に執拗に。

    ちょうど大岡裁きで子どもの手を引っ張らせた例で言えば,
    悪い親ほど執拗に,手を引っ張るような話です。

本当に困った親です。

    なお,こうした場合,例えば,児童相談所は家庭裁判所に
    親権停止や喪失の申立てをすることもできるのですが,
       →親権停止・親権喪失の申立て
    しかしそうした虐待親は,裁判所に対しても執拗に食い下がります。

    もちろん,児童相談所がそんな申立てをしようものなら,
    父親の攻撃は児童相談所に向きます。執拗に執拗に。
    裁判所に対しては,ヘリクツをこね回して徹底抗戦するだけですが,
    (裁判官や調査官はそれでも嫌がります。)
    裁判所に対し問題行動は取れませんので,
    その分児童相談所に総攻撃・全面戦争をしかけます。

基本的には一般職公務員が配属されているにすぎない児童相談所で,
こうした執拗な親との対応は,大変なことはあります。

それでも,今回ばかりは,児童相談所しかできないことは多いので,
児童相談所に頑張って欲しかった。


【義父母の場合は,きちんと対応を区別すべき】
テレビニューズではどこのチャンネルを回しても,
父親が義父であるかどうかは,一切報道していなかった。

しかし,ネットでは,やはり義父だったそうです。
もちろん,親権を振りかざす以上,養子縁組を結んで正規の父になっているでしょう。

しかし,義理の親は,虐待が起こりやすい典型例です。
一生懸命頑張っている過半数の義父の方には申し訳ないが,
今回の事件に関して発言するためなので堪忍して下さい。

    そもそも虐待は生物学的にそうです。
    サルでもライオンでも,別の同性の子は全部かみ殺したりします。
    人間だけが,そんなことが発生しないなんてことはありません。

    子どもが女の子であれば,性的虐待はまさに多発します。
    家庭裁判所の事件(少年事件,家事事件問わず)では多く出てきます。

    義父は,自分の子でもないのに,
    厳しい社会でやっと稼いできたお金を使わねばならないのです。
    社会でストレスを抱えた義父は,義理の娘に性的な虐待をすることも実例として多くあります。
    それを実の母親は見て見ぬ振りをします。実娘は護って貰えません。
    経済的に再婚の夫に依存しているからです。

今回の相模原の問題に戻ると,
各種の虐待通報の上に,本人のSOSも繰り返しあった。
そうした中で義父による虐待であるなら,
仮に養子縁組をして親権者になっていたとしても,
実の親とは峻別しなければならなかったと,私は思う。
実の母親が経済面で再婚の夫に気兼ねして言えないことも酌む必要がある。

そしたら,このような悲劇にはならなかったのではないか
と後知恵にすぎないかもしれないが,そう思います。


【今となっては,警察処理を】
このように,自殺により死なせてしまった原因は義父であるなら,
警察は逮捕勾留して虐待を取調べ
検察官は傷害致死で公判請求すべきだと思う。

これも後知恵になっているが,一罰百戒は重要です。
刑法学上,一般予防と言います。

警察がこれを是非すべきなのは,
これにより児童相談所が,間接的ながら動きやすくなることだからです。

今後は,児童相談所は,勇気をもって,虐待の義父に対抗して欲しいと強く願う。



【マスコミによる知る権利の侵害】
マスコミは,どうして虐待父の肩を持ち,義父であることを報道しないのか,不思議でならない。
犯罪報道に関し通名で報道して国籍を一切明かさない態度に似ていて,嫌な物を予感させる。

国民の知る権利を侵害していると思う。

                    -byフローラ法律・岡崎 from 2013.3.24-

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