822 弁護士の武者修行 愛知県の従業員は組合意識が強く,客に「意見は直接上司に言え」と。

弁護士ですから,お店や会社等に対して,
根拠の不明な取り決めとか合理性のない約束毎に対しては
「どうしてそのような決まりを作って客を拘束するのですか」とか
「なぜ○○××の方が合理的でお客はありがたいだけでなく
お店や会社の誰1人として迷惑をかけることがないのに,
どうしてそれをせず,逆にこんなことを客に要求するのですか」
と聞くこともある。

それで,きちんと説明されると,こちらがかえって勉強になることもある。
いくら考えても未だに理解できない不合理ももちろん多くある。
いずれにせよ思考鍛錬になる。訴訟等の本番の小手調べだ。

ちょうどセールスマンが,休暇日でも,街で何かと知らない人と話したりして「試す」のと似ている。


ご存じのとおり,弁護士は仕事がら,所謂良い人で済まない。
問題があるかもしれないと思った時には,
とことん食い下がらないといけない。素直に引き下がってはいけない。

弁護士ですから,自らの違法は絶対に拙いし,
また相手を口八丁でやり込めてその正当な利益や報酬等を奪うのは拙い。
しかし所謂良い人では弁護士は依頼者を護れない。

    私の両親は,小学校しか出て居らず,かつ
    いずれも農家出のぼくとつ,口べたな,所謂良い人でした。
    そのためいつも小狡い人に言い負かされて,
    不利益を被ってきたのを目の当たりにしてきた。

    小保方さんや自殺した笹井さんがマスコミに酷く苦しめられたのを見てもそうだが,
    普通の常識では予想だにしない,しかも咄嗟に嫌がらせを受けたりするのだから
    いつでもところかまわず「練習」しておきたいわけ。

    実際,私の依頼者の中でも,良い人であればあるほど,
    そもそも自分では決して悪さをしない方だから,
    悪巧みをしてくる人の気持ちや発想がそもそもまったくない。

    そう言う人に出会うと,必ず出遅れてしまう。やり込められてしまう。

    オレオレ詐欺なんて,その最たるものだ。



前置きはこのくらいで,
店の店員や会社の従業員に不合理なところを指摘すると
「そんなの知りません。上に直接言って下さい」
というレベルの高くない従業員が,愛知県ではやたらに多い。

ほかの県はあまりないので,愛知県人だけがする言い訳です。

    愛知県は,民主党の重要な票田だけあって,
    労組の組合意識がやたらと強い従業員が多い。
    上司(管理職)とヒラ従業員とを常に峻別する思考に依存している。
    早い話,被害者と加害者の関係になぞらえ,
    「従業員は善,上司は悪」となる。
    そのため労組は,上司だけが責任者だとうそぶくこと,突き上げをすればよいとの思考となる。
    公務員時代からそれをみてきた。

    これによれば,「上司に直接言え」の理論構成が分かる。
    従業員と管理職を峻別し,二項対立化した上で上司の責任と決めつける。
    社内組織の問題を,組合とは無関係なお客との間でも用いようとするわけ。



私が考えているのは,
上司が出てくればもちろん同じ説明や意見具申はする。
しかし窓口の従業員にも当然はっきり言わせていただく。
そして窓口自身で直接上司に告げていただくことこそを強く期待している,
・・・・会社のためにだ。

    外部の意見なんかよりも従業員の具申の方が100万倍も強力だからだ。
    現に対外的な取り決めは,労組の意向によって決まるものだってかなりの数があるんだ。
    「こんな面倒なことは客に押し付けろ」と上に要求するわけだ。

    言い換えれば,管理職は組合の突き上げにはとことん弱いんだ。
    最高裁だってそうだ。ヒラ裁判官ではなく,組合の意見ばかりを尊重するんだ。


「上司に直接言え」って言うが,
窓口従業員は,会社なり店と無関係に存在するのでしょうか?
給料は払われないのか?
多くのお客に喜んで貰ってこそ,給料が払われることを分からない従業員は,
会社のためにならないのはもちろん,他の従業員のためにすらならない。

会社の方針を合理的に説明したり,質疑応答できない無責任な従業員。
会社の幹部らに直接言えというだけで,それに引き継ぎもしない,
それほどまでに会社に帰属意識も責任感もないなら,会社のために些細な労力も惜しむのであれば,とっとと会社を辞めたらいいのに,と思う。



あと,愛知県の場合,名古屋の高島屋等に行った際,
エレベーターに乗る時,いつも感じるのは
誰もエレベーターボーイ/ガールになって操作盤を押す役割を買って出る人がいないこと。
自分は嫌だ,他の人がすれば良いと思っている人が多い。
これは他県では,ほとんど見ない不思議な光景。

公務員がまさにそうだが,組合意識の強い人ほど,
決して他人の仕事等を引き受けたり,しないが,
まさにその例だと思う。

あと,同様だが違う例で,従業員だ他のヒラ従業員にちょっとでも労力をかけてしまったりすると
「ゴメンね,ゴメンね,本当にゴメンね」と何度も何度も繰り返していることがある。
何でここまで謝るの,そんなのお互い様では?のレベルなのに,極端に謝り続けなければならない,なんて悲しい職場。

結局,皆が自分のことだけになっちゃうんだと思う。
駄目な日本人になり下がっちゃっているのだと思う。

    公務員時代,かつてある職員が精神的な症状のために欠勤するようになったことがあった。
    しかしやる気はあるので,何とか出たいとして頑張る。
    でも結局長続きせず,また欠勤。その繰り返し。

    すると,他の健常な組合員曰く,
    「こんな中途半端に出勤したりしなかったりするのは迷惑だ。
    職員を辞めて退職して欲しい」と。

    仲間のはずの同僚組合員にも,平気でこんな冷たいことを言うんだと思い,残念に思った記憶です。

    実際理研職員は,小保方さんに冷たかったですよね。
    内部リークばかりするし。

カテゴリー:労働弁護士日本の平和

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