734 ポツダム宣言の横暴性と脅迫-本当に日本軍の降伏だけか?

ポツダム宣言は,一般に,日本国全体無条件降伏だと言われてきました。

これに対し,保守論客とされる人によれば,
「日本軍の降伏であって,日本人等の無条件降伏ではない」と。

ポツダム宣言(口語訳版)のPDFを作りました(二段階で開きます)。
  ポツダム宣言

ポツダム宣言の文面の字句を解釈するかぎりは,やはり日本軍のみの降伏です。

    受諾後に予定する米国の占領政策も,その文脈です。
    軍需産業を除くほかの日本の産業の保護や国際貿易の復帰も記載があります。
    日本国民の人権尊重等も書かれています。

しかも現に日本は今ではこうして独立もしているではないですか。


しかしながら,ポツダム宣言は,実は全体として完全なる脅しです。

①特に第3項は,とてつもない脅しです。

    「現在日本国に対し集結しつつある力は,抵抗する「ナチス」に対し適用された全「ドイツ」国人民の土地,産業及生活様式を必然的に荒廃させた力(=軍事力)に比し,測り知れない程更に強大なるもの(=軍事力)である。吾らの決意に支持された軍事力の最高度の使用は,日本国軍隊の不可避,かつ,完全なる壊滅を意味すべく,また同様必然的に日本国本土の完全なる破壊を意味することになる。」
    と。

②第10項では,枕詞ですが,わざわざ

    「吾らは日本人を民族として奴隷化しようとしたり,または国民として滅亡させようとするの意図はないものの,」
    との断り書きを入れています。

    当時植民地支配が横行していた時代の文言としては,
    これ自体大変な脅しだと思います。
    「何時だって植民地・奴隷化出来るんだよ」と。

③最終項である第13項では,

    「これよりほかの日本国の選択は迅速,かつ,完全なる壊滅あるのみとする。」
    と結んでいます。



なお,そもそも第6項も気に入りません。
日本軍を破壊する前提・根本理由になっている箇所です。

    「6 吾らは,無責任なる軍国主義が世界より駆逐されるまでは,平和,安全及び正義の新秩序を生み出すことができないと主張するのであって,日本国国民を欺瞞し,これをして世界征服の挙に出る過誤を犯させた者の権力及び勢力は,永久に除去せられなければならない。」

植民地支配をして,他国に侵攻して他民族を蹂躙し尽くしたお前らに言われたくない。


以上、連合国の持てる軍事力の総力を上げて,
ナチスドイツ以上に日本国を壊滅すると脅しているのですから,
もちろん,日本国も(天皇陛下も日本人も)何もないぞ,と言っているに等しいのですから,
これを実質無条件降伏と言っても,あながち間違いではない?くらいに思ってしまいます。

現に,対ナチスドイツのために作った原爆なのに,流用して広島長崎に落としました。
・・・・2発落としたということは,
「3発目,4発目,5発目のあるぞ」と言外に言っているのと同じです。



いずれにせよ,もう戦後70年も経ちました。

ポツダム宣言の内容は,極めて不満の残るものだし,
自らの悪行三昧を省みず,かくも横暴な脅しをしてきたのですから,
そろそろ日本人の手で真実の憲法を作り直したいものです。

                    -byフローラ法律・岡崎 from 2013.3.24-

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