580 「人質司法」以前の話,ですが。。。。

被告人に面会に行くと,時に,感謝されることがあります。
期日が早く入ったことに関してです。

いつ警察に逮捕されてきたのか,そして今後いつ裁判の期日になるかは
被疑者被告人同士でよく話題になるそうだ。

勾留は,1つの部屋に複数の被疑者被告人が入れられているから,話題になるのだ。

私が注意するのは,
裁判官が夏休みに入る可能性のある7月20日以前の6,7月
と年末年始。

    他方で,転勤時期については,
    裁判官の場合は,家庭裁判所調査官のような余計な心配はないので大丈夫,かな。
    ・・・・今のところは。

特に裁判官の夏休みは連続21日間もあるので,
万一これに掛かると,被告人がかわいそうだから,6月起訴の国選弁護事件は警戒する。

国選事件は,実は報酬は少ないてす。
しかしこの時期ばかりは,大事な民事事件?を後回ししても,
早め早めの期日指定を,裁判所に平身低頭ひたすらお願いする。
だめもとで。。。。

ただ,その熱意が通じ,時にはそれでうまく行くこともある。

それを先の留置場内談義だと,他の被告人から
「えっ,随分早く期日を入れてくれたんだね」
と驚かれることがあるそうだ。

かく言う被告人(同部屋)は,
私の担当する被告人よりも2週間以上も前に入所したのに,
期日は遙かに私の被告人よりも遅いというのだ。

とまあ,このように,日頃の地道な努力が実を結んだ出来事でした。

日本では人質司法と言われて久しいですが,
期日を早めに入れてもらう地道なお願いをすることも,
人質司法への非難以上に大事なこと?かもしれませんね。


ついでに,以上とは全く関係のない話ですが,
婚姻費用の調停に,男性側の代理人として調停に立ち会った若い弁護士が,
調停委員や相手方女性の求めた金額を鵜呑みにして,
婚姻費用の算定基準表による金額チェックを全くしてくれず,
基準表の額よりも遙かに多く払わされている人が相談に見えたこともあります。

もとより子どもの福祉の為を思い,敢えて多く支払うのであれば結構な話です。

しかし,少なくとも
「基準によれば,月々○○円,
ただ子どものためを思えば,これより多い月々××円という調停案もありかもよ」
という言い方をしなければならないと思います。

若い弁護士先生だったからかもしれませんが,
最初から基準表による額を計算をして見せないなんて,
私はどうかしていると思いますが,いかがでしょうか。

                    -byフローラ法律・岡崎 from 2013.3.24-

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