529 交通事故防止 歩行者らは停まってくれた車にお礼を

私の母親は免許もなく,車に乗れませんので,
私は小さいころは自転車の後ろに乗せられていました。
母が必ずしていたことは,停まってくれた車には必ずお辞儀してお礼をすることです。
(529号なので,母の誕生日5.29にちなんで述べます。)


実は,母親の態度は,子ども心にも不思議でした。
なんでこんなことするのかなと。

しかも,こうしたことをするのは,私の中では,ほかでほとんど見かけなかったのです。

でも大人では,未だにほとんど見かけません。
かえって,「停まって当然」という態度の方が如何に多いか。
停まってくれた車の方を見向きもしない。
しかも気を利かせて小走りで急いで渡ること等もせず,
ちんたらちんたら歩く方が余りにも多い。

交差点でもなく横断歩道もない箇所で,
車が近くまで迫っているのに,堂々と道を横断始める方も数知れないほど見ました。
車の来る方向を見向きすらせず,しかもゆっくり渡るので,
「私をひけるものならひいて見ろ」と言っているみたいです。
車は,否応なしに速度を落とすわけです。


実は私は,母親のとおりには,従前はしていなかったのですが
ただ,若い頃も,走って素早く渡るようにはずっとしていました。
停まってくれたのに,ちんたらしてたら相手に申し訳ないので。

中年になってからは,何故か自然と母親の真似をするようになりました。

    やはり停まっていただければその親切は素直に嬉しい。
    いくら何でも,停まるのが当然だとか,「ひけるものならひいて見ろ」
    と言わんばかりの態度は拙い
    と思います。



車を運転する方にしたって,
感謝をしてくれたら,今後もできるだけ停まってあげようという気になるでしょう。

逆に当然だという態度では,やはり気分悪いでしょうから,
それなら,我先勝ちに停まらずに通行して行きたくもなるでしょう。
実際,そういう荒い運転者も相当多いですよね。


ところで、車同士では,譲ってくれた時などに,挨拶するのが常識です。
それは少なくとも日本人なら誰でも知っているし,実践しているはずです。
クラクションを鳴らしたり,バックライトを点滅させたり,手を振ったり。

そうだとすれば,歩行者が,停まってくれた車にお辞儀するのは,
むしろ当然の礼儀かもしれません。

かえって車同士だったら,しない方が逆に非難されるくらいです。
(喧嘩に発展することもあると聞く)。

従いまして,こういったことは
子ども達だけにさせるのではなく,親達が率先して見本を示すべきです。

しかも,今は車を運転される方が圧倒的に多いのだから,
歩行者のときも車を運転する人の気持ちは分かるはず。
市民同士に信頼関係がない社会では交通安全も成り立たないからです。

私は,前記態度を見せてくれた母親に感謝です
(車を運転したこともない母は運転手の気持ちは分からないはずなのに)。

    注)なお,私は、免許はありますが,車には仕事柄乗りません。
    ですから,無礼な歩行者に腹を立てた経験で言っているのではありません。
    母親が生涯実践してきたことを再評価しただけです。

                    -byフローラ法律・岡崎 from 2013.3.24-

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