521 ちびくろさんぼは名著 言論封鎖は間違い

一旦絶版に追い込まれた,ちびくろさんぽが復刊されたというので,
懐かしさの余り,つい買ってしまいました。
ちび1
av@2

実は,私が小学4,5年生だったと思うけど,
教室の自由図書にそれがあり,
それこそ100回は軽く読んだ本です。

・立派な衣類を買って貰うという両親からの愛情
(日本でもどこでも昔はよい衣類は中々買えませんでした。)
・その衣服のお陰でトラの脅威を回避する
・トラ同士が喧嘩して,ぐるぐる回ってバターになる驚き
・それでお母さんが作ったホットケーキを160枚以上もさんぼが食べたこと
(日本でもどこでも,以前は貧しい国は多く,お腹を空かせている時代も。
そんな中で,ただでさえ珍しいホットケーキを
ここまで沢山食べたというのは本当に幸せ・子ども名利に尽きます。)

今分析すれば,以上のとおり優れている本であると思いますが,
当時,子ども心にも不思議な魅力に惹き付けられまして,本当に好きな本でした。


それが,黒人差別反対の運動家によって,廃刊に追い込まれていたんですね。

彼ら3人の運動により,国民的に絶大人気のマンガ等が次々に廃刊に追い込まれたとか(いわゆる自主廃刊ですが)。

私だって、黒人差別は大反対です。
そんなに古くない時代でも,米国では白人が黒人をリンチして木につるし
Strange Fruit(風変わりな果実)と読んでさげすんでいたトンデモもあったそうで,怒り心頭です。

    不思議なことに,その活動家達は,
    米国で運動をしたり,ちびくろさんぼの版権元の英国等に文句を言うのではなく,日本の出版社等だけやり玉に挙げているようです。

    また,その運動家は,キング牧師の功績をたたえたり,日本中に知らしめる運動等もしていないようです。
    私は,むしろ是非そっちをも大いにされたらいいと思う。
    キング牧師をそもそも知らない日本人は結構いるのだから。



(半ば)強制廃刊にせよ,自主廃刊にせよ,
こういう言論封鎖は,どちら側からにしてもしてはならないと思います。

表現の自由は,規制によってではなく,
討議の表現の応酬によって,真実や正義を明らかにすべきだからです。
表現の自由市場と言います。

廃刊の前に,大いに議論が必要なのと,
仮に新しい時代感覚では,問題になりうるかもしれない場合でも
廃刊しないで,注意書きや丁寧な説明書きを付記すること等により,問題を解決する手もあると思う。

    しかも今や,ネットやYouTube等のお陰で,少数者の方でも意見を言えるような環境が整ってきた。

    そうであれば,尚更,言葉狩りや廃刊追い込み運動は辞め,
    問題と思われるところがある場合には,自らネット等で注意喚起を促したりしていくべきだと思う。

    また出版社も,問題の指摘に対しては,書籍に注を入れるほか,
    ネット等でも補足説明を加えたりして,
    弱者らを差別する意図は毛頭ない等を明確に発信したらよいと思う。



また,裁判等の手続を経ずに廃刊に追い込まれるやり方も手続的正義に反します。

民主主義の世界において,言葉狩りをするのは,
広い意味で,いわゆる暴力なんだと思う。
・・・・殴ったり蹴ったりはしていないでしょけれど。

                    -byフローラ法律・岡崎 from 2013.3.24-

カテゴリー:真の教育表現の自由

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