510 西洋との比較 日本には獣姦罪と奴隷制がない

元大阪高等裁判所長官中野次雄さんに聞いた話です。
退官後大学で刑法の講義を受け持っておられました。

曰く,「西洋諸国の刑法事情と日本の刑法事情との違いは,
西洋には獣姦罪の規定が必ずといってある(あった)ことだ。」
「日本には獣姦罪を設けるなんて議論になったこともないし現に規定はない。」


    ところで,最近は,日本を取り戻せの方々の尽力により,
    「日本は,欧米とは違い,決して奴隷制を持ったことはなかった」
    は次第に話題に上るようになりました。

    第一次世界大戦後の国際連盟でも,
    日本は世界で初めて人種差別撤廃を主張し,
    多数の賛同を得たものの,米国の策略で廃案となった経緯があります。



ドイツ語が堪能な前記中野先生は
ドイツの刑法学者等に,半分冷やかしで言ってやるそうです。
「日本には獣姦罪なんて発想は全くない。
にもかかわらず,ドイツや西洋には規定があったりする
そんなに獣姦の被害が多発しているのか?」と。

そう半分冗談?を言うと,
ドイツの学者らは,決まって
大変嫌そうな顔をされるそうです。

    彼らにとって,痛いところを突かれたのでしょうか。
    触れられたくない恥部・暗黒部,でしょうか。



日本では多分,どの法律家に尋ねても
「獣姦罪?」「器物損壊罪があるやん,そんなのいらんでしょ」
とあっけなく言われるはずです。
そもそもそんな被害で法律相談を受けたことがない,と言うでしょう。

しかしどうして西洋では器物損壊罪では飽き足らず,
獣姦罪の制定が必要だったのでしょう?

ここからは単なる憶測にすぎませんが,
西欧はかつて植民地支配と奴隷制度を持っていた野蛮な国
だから,獣姦罪は,奴隷制と関係があるのではないかと思う。

例えば,ある可愛い奴隷を持っている白人の屋敷に忍び込んで
その奴隷を強姦した。その主人はかんかんに怒った。
当時奴隷は人間とみなされていないから,強姦罪は適用にならない。
すると器物損壊か?
それでは主人は黙っていない。
しかも裁判では強姦犯人は,こう抗弁するかもしれない。
「別に怪我をさせたわけではないから,器物損壊にはあたらない」と。

それで獣姦罪ができたと。

なぜこんな憶測になるかというと,
獣姦罪の被害者は誰かということです。
奴隷である「動物」?本人ではないわけです(奴隷の方すみません)
あくまで「動物」?を所有するご主人が被害者で,彼が警察に被害届を出すのです。
つまりご主人の被害感情が基礎になってできた法律のはずだからです。
(自分の飼う動物に対する罪は逆に考えにくいです。被害者がいないから)

しかも正真正銘の家畜に対する被害の如きで,器物損壊以上の問題を提起するか?


日本人からすると,余りにもあほくさくて,
むしろ書いている私自身が恥ずかしくなりました。
ゲスな話題で誠にすみません。

いずれにせよドイツの学者らにとってこの話はタブーで,
本当に嫌な顔をするそうです。


追記:
戦前,日本が解放した西欧植民地のアジア諸国からは決まって,
「日本は,現地民に対する取扱が公平だ」
「日本人とも差別しないし,現地民の中でも家柄等で差別しない実力主義」
「やる気や頑張りを正当に評価してくれる。」
と大歓迎されました。

    私が思うのは,昔の日本は,
    もちろん憲法の様な平等思想は知らないけれど,
    今とは違って仏教が盛んであり,
    お釈迦様の「人の尊さは,生まれによって決まるのではなく,自身の行いこそによって決まる」が自然と身についていたからではないか。
    (お釈迦様の出た時代のインドはカースト制が敷かれており,そのアンチテーゼとしてこれを打ち出されたのです。)

    また,江戸時代には「生類憐れみの令」が出るくらいの国
    仏教では,元々動物を殺生して肉を喰らうのを無慈悲な行為だとしていた。
    今時の動物愛護運動どころではない。
    日本人が肉を食べるようになったのは明治維新以後だ。

    野蛮な西欧諸国とは違い,
    日本に奴隷制も獣姦罪もなかったのにはこんな思想的背景等があったのかも。

          参考:奴隷貿易

          リンカーン大統領令(奴隷解放令)
          リンカーンの大統領令(奴隷解放令)

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