498 人質司法の打破 埼玉県弁護士会

じち69しほ
埼玉県の弁護士のお友達から,いただきました。
『人質司法の打破』 
~埼玉県弁護士会 刑事弁護の充実に関する検討特別委員会編

よく頑張っているな,と思います。
関心ある方は,一度同弁護士会に問い合わせしてみては如何でしょうか
あいいいあい3
なお,愛知県弁護士会も,最近同様の調査に乗り出しているようですので,
近い将来,同様の研究報告書が出るでしょう。


私が,残念だったのは,最後は無罪判決が取れたのですが,
検察側の証人の取調が済むまで,なんと7か月も勾留が続けられたこと

しかも,勾留審査段階では,検察側証人は,
喩えて言うなら,4や5のところを10にも膨らまして述べるわけ。
(しかも公判証言とは違い,偽証罪の制裁もない。)

当然,その差額分については,弁護人としては徹底的におかしいと言いますよね
その差額分は,実は,裁判所をだまして?勾留を勝ち取っていることにもなるわけです。

確かに,裁判所に係属したばかりのころ,
つまり審理が始まっても居ないのに勾留を解くのが難しいのは,理解できないではない。

しかし,争点整理等の段階以降,程なく重要な反対証拠が出されたりしたわけ。
無罪判決に直結するような重要証拠が。

重要証拠が出た場合,被害者代表の検察側とは,少なくとも対等の立場に立ったといえるわけ。
それでもなお,なかなか保釈されない。
検察側の証人の尋問が全部済むまでは保釈が認められなかった。それが残念でした。
(無罪判決には大いに感謝しているが。)。


ただ,他方,こんな事案では保釈は絶対に無理だと思います。

例えば,
ストーカー犯罪や一定の性犯罪者のような,粘着質タイプ,偏執的タイプの被告人は,
身柄を解き放てば,それこそ何をしでかすか分かりません。

弁護人の立場からしても,被害者保護のため,却下は致し方ないと考えるしかないのではないか。
最近ニュースで見かけるような,人命が失われてからでは遅いからです。

そんな事案で,検察や裁判所と争っても,到底国民の理解は得られないでしょう。

                    -byフローラ法律・岡崎 from 2013.3.24-

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