378 子どもの事件/母性優先の原則でなく,主たる養育者優先原則(後編)

(前編からの続き)
もとより,最近のイクメンさんは,少なくとも生まれる時から,
つまり出産に立ち会うのみならず,生まれた後は,本当によく世話をしているかもしれません。

その場合は,開幕ダッシュこそされてしまったものの,そうは引き離されていないとみることができるかもしれませんね。

その上で,子どもの心をしかと掴み,
かつそうした状態や父子の密接関係性が,時を経て変わらなければ,父親にもチャンスが巡ってくるということになりましょうか。


とはいえ,母親も愛情を持って育てている場合には,最後まで接戦になるかもしれません。

    お父さんは,前記ハンデもあるので,別居後に子どもを取り戻すには,
    慎重に言わせていただくと,残念ながら,ハードルは決して低くないかもしれない。



ところで,米国の人権団体は,ちょっとおかしなところ?まで行っており,
「夫は,妻が妊娠したときには,妻の辛さ等を理解するために,妊娠期間中お腹に重しをくくり付けて生活せよ」との運動があるそうです。

これを聞くと,多くの人は,
「何をバカなことを」
「リベラルもここまで来ると,さすがにどうかしている」
と思うと思いますし,私とて,まさにその意見です。

しかも,米国では,国防軍という,戦闘業務を遂行することを求められている男性職員にもそれを要求しているというから,仰天物です。。


でも,どうでしょうか。

子どものことに限って言えば,1つ逆転の発想もあり得るのではないでしょうか。

冗談のように聞こえるかもしれませんが我慢して下さい。

元々根っからの子ども好きの男性であれば,
語弊を恐れずいえば,本音では「できることなら自分が生みたいくらいだ」
という方もいらっしゃるかもしれません。
(ミョウな意味ではなく。)

ならば,こんな妊娠ギブスの様なものを取り付けろと言われたら,
素直に応じてもよい気がしないではない。
生まれてくる子のことを思えば,特に抵抗する理由もないかもしれない。

    リベラル派の主張は,おそらく,ただ「妻の辛さを理解しろ」だけでしょうが,
    しかしそれだと,逆に「夫の稼ぐ辛さを思い知れ」と言われ,喧嘩になってしまうかもしれません。

    私が言いたいのは,そうではありません。
    子どもが生まれる過程をも理解しても,別に悪いことではないのではないか,という意味です。



一見訳の分からない主張に聞こえますが,
実は,その疑似体験をしても,夫にとって何も悪いことはないのかもしれません。

むしろこれを通して,妻や母の辛さを知れば,妻への理解も増しますし,
何よりも子どもへの愛情や接触の仕方も変わってくるでしょう。

要は,妙に妻と仲違いして,子どもの取り合いを演じる必要がないことも,自ずと実感として理解できるのではないでしょうか。

少なくとも,後に仮に子どもの争いが起きたとしても,
子どもの福祉のため,何処かで積極的に協調し合えるのりしろが出てくるのではないでしょうか。

                    -byフローラ法律・岡崎 from 2013.3.24-

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