348 内密の個別交渉を拒否したユニクロ糾弾NGO

この度日本や世界を騒がせた
ユニブラック,否,ユニ※ロ

日本でも,ブラックではないかとの疑惑がありました。
ただ,最近あった,
日本の労働者保護団体によるブラック企業大賞の受賞者には,外されていたと思います。

それが,今回,世界に向けて,名指しで糾弾されました。

「ユニクロ」中国下請け労働 改善へ
ユニクロ中国下請け工場の労働環境改善へ 行動計画を発表



私がかつて労働事件を担任した時,
裁判上の和解等で,企業側が決まって言ってくるのは,
「和解の内容は,他の労働者に絶対に他言しないで欲しい」
でした。

訴訟を支援している労組としては,本来のむことのできない提案です。

しかし,解雇等の憂き目に遭っている当の原告労働者は,生活に酷く困窮しており,
早く和解解決してでもすぐにお金が欲しい。
判決になって,控訴審まで闘う資金がない。

そして,支援する労組側も,本来労働者全員の一斉保護が望ましいのだけど,
まずは,1つ1つの労働事件で,少しでも労働者に有利な条件を引出してお金を払わせる。
これによって,徐々にではあるが,労働環境の改善を促す原動力になったりすることを期待する。
たった一人でも,たった一歩でも前に進める。
それで企業側の非公開条項の申出をのんで和解をするわけ。

労働者・労組側としては,苦渋の選択です。


なかなか難しいですよね。

仮に労働者の立場に立って考えてみても,
日本は中小企業が多いから,それで会社が倒れてしまっても元も子もない。
あるいは,要求の結果,弱い派遣やバイト切りを決行されてしまい,
結局,僅かに残された正社員の労働の強化につながったり・・・・
それは,やはり労働者のためにならないこともある,ということです。

    これは,実は,民法の大家我妻栄の民法講義・債権各論中Ⅱ巻(岩波書店)にも書かれています。

      ついでに,余談ですが,
      我妻栄は,なんと,安倍総理の祖父岸信介と大の親友でした。
      しかも二人は東大で首席を争う良きライバル同志でもあったそうな。
      (誰もが,安倍総理は大変に賢いと認めるワケです。孫ですから。)



そんな中にあって,NGOが
ユニブラック,ならぬ※ニクロの個別交渉を断り,
記者会見を先にしたというのは,画期的なことかもしれませんね。

8分遅刻でタダ働き…中国のユニクロ下請け工場の過酷過ぎる現場
ユニクロブラック

参考文献:
遅刻・欠勤への罰金は違法?

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