305 表現の自由の制限法理-明白かつ現在の危険の具体例が出ました。

40分20秒~

表現の自由は,国政や民主主義の活性化のためになくてはならない権利です。

しかも基本的人権を護るための基本的人権と言われ,
優越的地位を持つと言われています。

従って,これを制約する法規制はできるだけ控えるべきだとされてきました。

    ・・・・香港や天安門弾圧なんてそもそも論外なのです。



そしてこのような表現の自由の重要性から,
むしろ制約できる原理があるとすれば,どういうのがあるか,が検討されたのです。

    誰もが「それは禁止されてもしかたないよな」
    みたいなやつ,のことです。

その1つが,「明白かつ現在の危険」を招来する言論は許されない,です。
明白かつ現在の危険の法理といわれています。

例えば,満員の暗い劇場の観衆に向かって,大声で
「火事だ」「火事だ」と嘘や冗談を言うことは,認められない,です。
それこそ,大勢の観客は,すし詰めの劇場内で大混乱,大パニックを起こしてしまいます。
教科書には何処にでも書いてある例です。

ただ,しかし,私はその例に実際に遭遇した事はありませんでした。


ところが,この法理があてはまる例が最近見つかったのです。

YouTube紹介記事のとおり,
「米国マイアミ空港の税関で,ベネズエラ医師が,『何か危険なものはありますか』と聞かれたところ,
『はい,プラスチック爆弾を少々』と冗談を言ったら,周囲の人達がパニックになってしまった」
というのです。

この医師は,冗談では済まされず,1000万円もの罰金を科されたそうな。

まさに「明白かつ現在の危険」の法理がびしっと決まった瞬間でした。

    しかし返す返すも,香港や中国の人民,そしてウィグル・チベット・モンゴルで弾圧されている方,お気の毒です。
    人権侵害や弾圧,表現の自由の封殺は危機的状況にあり,それどころじゃないわけですから,

    そして明白かつ現在の危険の法理が適用になる日本や米国ら自由と民主主義の国が如何に有り難いか,です。

                    -byフローラ法律・岡崎 from 2013.3.24-

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