281 正しい歴史認識:ニューディール政策は実は効かなかった+消費税問題

世界恐慌を解決したのがニューディール政策であると言われている。

自由すぎる米国経済を一部修正して,財政出動をして景気回復したのだと。


しかし,今では,それは歴史的には間違いであると言われている。
これも,高校の教科書には書いていない歴史の真実である。

米国経済の回復は1941年以降,つまり大東亜戦争参戦後である。
ちなみに,第1次世界大戦の戦後処理によりハイパーインフレによる大打撃を被ったドイツですら,1939年には,不況を脱していたという。

ルーズベルトは,今では皆知っているとおり,戦争を日本に仕掛けたのだが,
こうして正式参戦することにより,戦争特需で初めて景気回復を成し遂げたのだ。

当時米国内世論は,戦争は大反対だったから,
参戦はもちろん,他国の戦争への武器輸出も,正面切ってはしにくかったはずだ。

    エデンの東の映画を思い出して欲しい。
    ジェームズ・ディーン演じる出来の悪い弟が,
    敬けんなクリスチャンであるお父さんが被った損失を埋めるために,
    戦争関連株でも儲けて,お父さんにそのお金を渡した際
    拒絶されたことを。

    お父さんから「戦争をネタに儲けた汚れたお金は受け取れない」
    と言われた時,ディーンはお金を持ったまま崩れ落ちてしまった。

そもそも民主党はリベラル政党だから,表向きは戦争等には反対であろう。


しかし,経済は冷徹。
ニューディール政策のみでは,実は景気の底上げは叶わなかったのだ。

それで,日本を経済封鎖し,もって先に攻撃させ,
世論にもかかわらず,正式参戦を果たしたのだ。

ドイツがユダヤ人をターゲットにしたように,ルーズベルトは日本人を狙い撃ちしたのだ。

真珠湾攻撃を受けたという大義名分ができれば,戦争も戦争物資の輸出も大々的にできる。
戦争特需で米国は好景気に沸いた。


翻ってみれば,
世界恐慌の最中,経済優先で選ばれたのがルーズベルト大統領である。
ならば,経済活性化のために,戦争を起こしたとしても,当時としては不思議ではない。

    ただ,戦争をしないと公約して大統領になった彼としては
    主要施策であったニューディール政策がうまく行ったのだと言いたい気持ちはあるだろう。
    まさか日本を狙い撃ちした,戦争を仕掛けたなどとはいわれたくはないだろう。



ところで,最近の消費増税議論はどうか。

増税して仮に景気が落ち込んでも,財政出動すればなんとかなる
という意見がある。

しかしこの論説は,前記ルーズベルトの政策に似ていないか。
つまり消費増税によって落ち込んだ景気を公共投資等でもって,解決することは困難
それでは,デフレ脱却はできない。

なるほど,そのやり方でも,社会保障財源確保という視点からするなら,正しいかもしれない。
現に私はこの観点から賛成してきた。

しかし,このやり方では,デフレ脱却というアベノミクスの当初の目的は少なくとも達成できない。


そもそもアベノミクスが正しいのか,そして成功させるべきものなのかは議論があることだ。

ただ,アベノミクスを成功させるという命題を是とした時,ルーズベルトの教訓があてはまるはず。
つまり消費増税で景気を冷やしてから,財政出動でデフレ脱却しようとしても,それは難しい。

あくまでも,アベノミクスを成功させるという観点からするならば
内需拡大,消費マインドの活性化,投資活動の活性化政策が必要不可欠。
(もちろん戦争特需はダメ)

この観点に従うかぎり,消費増税+財政出動ではない。


多分,財務省が持つ目的と,アベノミクスの趣旨目的,目指すところは違うのではないか。
だから議論になっているのだと思うし,
まただからこそ,両方の意見がなかなかかみ合わないようにみえるのだと思う。

                    -byフローラ法律・岡崎 from 2013.3.24-

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