269 実は手厳しい,最高裁の集団行動暴徒化論/在特会は?

台湾議会占拠に,雨傘運動から在特会まで,
集団活動の威力を目の当たりにする今日。

実は,最高裁判所は,集団行動には結構手厳しい判決を出しています。

最判昭和35年7月20日東京都公安条例事件では,
Xはデモに際し,東京都公安条例に基づき,都から集団行進を行う許可を得,以下の条件が付されました。

    「蛇行進,渦巻行進又は,殊更な停滞等交通秩序を乱す行為は行わないこと」。

しかしXは条件に違反し,集団行進の際,蛇行進,渦巻行進をし,交通秩序を乱すような誘導,指示をしたため,東京都公安条例違反で起訴。

東京都は公安委員会の許可が必要だとしたのに対し,Xは,憲法で集団行動の自由が保障されているにもかかわらず,なぜ都の許可が必要なのかとして争われました。

最高裁判所は,
①この条例に言う,許可は,実質は,届出制にすぎない
②集団示威活動者らは,暴徒化する怖れがあるので,一定の規制は必要
としました。

②が,学者の間では悪名高い,集団行動暴徒化論です。

「かような集団行動による思想等の表現は,単なる言論,出版等によるものとは異なって,現在する多数人の集合体自体の力,つまり潜在する一種の物理的力によって支持されていることを特徴とする。
かような潜在的な力は,あるいは予定された計画に従い,あるいは突発的に内外からの刺激,せん動等によってきわめて容易に動員され得る性質のものである。
この場合に平穏静粛な集団であっても,時に昂奮,激昂の渦中に巻きこまれ,甚だしい場合には一瞬にして暴徒と化し,勢いの赴くところ実力によって法と秩序を蹂躪し,集団行動の指揮者はもちろん警察力を以てしても如何ともし得ないような事態に発展する危険が存在すること,群集心理の法則と現実の経験に徴して明らかである。」
暴徒

在特会も,こんな風に,最高裁判所には見られてしまうのかも。
日本はこの手のことは厳しいからね。

大ヒットの書籍を出したのだから,しばらくは文筆活動で頑張ればよいのに。。。
雨傘革命
終始平和的に行おうと決めている雨傘革命は支持できるか

→香港初代行政長官「選挙制度は国際標準」 民主派反発 デモ参加者,市民投票も
→公務員1300人が「デモ支持」の意見広告 親中派公務員と論争に

                    -byフローラ法律・岡崎 from 2013.3.24-

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