78 夫婦関係修復のチャンス-別居した妻が誕生日に帰ってくる

この間,法律相談をしましたところ,
夫婦が気まずくなって,いったん別居,
奧さんが幼い子を連れて出て行きました。

しかし夫は,奧さんや,とりわけ子どもに未練があり,
「幼い女児のため」をしきりに述べて説得して,
いったん帰ってくることになったそうな。

相談ではいろんな質問を受けましたが,
最後になって,奧さんが帰ってくるのは,
なんと奥様の誕生日だったということです。


それを聞く前も,もちろん
「奧さんが帰ってくるんだから,お花くらい用意したら」
とは言って差し上げていたのですが,
相談者の夫は,幼い女児のことばかり気に掛かるのか,
そのような演出には全く気が乗らない様子。


でも,誕生日にわざわざ帰ってくることを聞いた後は一層強く,
「やはりお花を用意して下さい。誕生日のお祝いをして下さい。お祝い・大歓迎モードにして下さい。」
とたたみかけました。

旦那さんもやっと理解してくれました。


すなわち,別居の妻があえて誕生日に帰ってくるというのは,

    「この人は私のことを本当に大事に思ってくれているのだろうか」
    「その私の誕生日をまさか忘れているなんてことはないんでしょうね」
    「私の誕生日も忘れて,子どもばかり可愛がるなら,夫は,子どもしか興味がない,私なんかどうでも良いのかもしれない。それならこの人とは別れて子どもと一緒にまた出て行こう。」
    「もし,私の誕生日を忘れず,大切に祝ってくれたら,元どおり3人で暮らそう」

という揺れ動く心があるのではないかと思われます。

もし,誕生日を忘れていたり,「幼い子どもが大事」ばかり繰り返したら,それが如何に正論でも,もう翌朝早く子どもを連れて再び出て行くことになったでしょう。
むしろ,この機会を逃せば,もはや二度と再び戻ってはこなくなるでしょう。

奧さんは,夫の愛情を確かめるために,その日を選んで帰ってくるのですから,お祝いしなかったら終わりです。
逆に奧さんが与えてくれた絶好の機会を捉えて,お祝いできれば未だ脈は続いていくということです。


長い相談になりましたが,それに気付いてくれて良かったです。

    「(それに気づけたのは)良かったですね」
    「誕生日プレゼントに是非花を買って迎えに行きます。」

                    -byフローラ法律・岡崎 from 2013.3.24-

カテゴリー:弁護士

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